柳楽優弥&黒島結菜「夏目アラタの結婚」最新予告公開! 主題歌はオリビア・ロドリゴ「ヴァンパイア」
2024年7月9日 06:00
柳楽優弥が主演し、ヒロインを黒島結菜が演じる「夏目アラタの結婚」の最新予告編が公開された。主題歌として、グラミー賞最優秀新人賞を獲得したオリビア・ロドリゴの楽曲「ヴァンパイア」が用いられている。また平岡祐太、藤間爽子の出演も明らかになった。
乃木坂太郎氏が2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、2024年1月に完結した原作は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。主人公のアラタと死刑囚の真珠の頭脳戦や二転三転する展開が読者を惹きつけ、「次にくるマンガ大賞 2020」U-NEXT特別賞コミックス部門を受賞、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList」でも紹介されるなど、国内外から高く評価されている。
実写映画化でメガホンをとるのは、堤幸彦監督。日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役を実力派俳優の柳楽、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島が演じる。共演に中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親、佐藤二朗ら。
“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)。死刑囚として収監されている22歳の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽)は、突如“獄中結婚”を申し出る。
本予告映像は「俺と結婚しようぜ」という夏目アラタの衝撃的なセリフから幕を開ける。日本中を震撼させた、都内で発生した連続バラバラ殺人事件の犯人である死刑囚・品川真珠、通称:品川ピエロ。児童相談所職員であるアラタはその殺人事件の被害者の子供に頼まれ、行方不明となっている被害者の首を探すため、真珠に接触を試みる。そんなアラタの前に現れた真珠は、残虐な連続殺人事件を起こし世間を騒然とさせた死刑囚とは思えない風貌だった。
真珠から情報を引き出すため、アラタは大胆にも結婚を申し出るが、真珠は「ボクのとっておきの秘密、教えてあげる」「ボク、誰も殺してないんだ」と衝撃の告白。会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されていくアラタに、死刑囚に取り込まれないよう忠告する死刑囚アイテムコレクターの藤田(佐藤二朗)や、真珠の中にあるブラックボックスの闇を晴らしてほしいと言いアラタに協力を求める弁護士の宮前(中川大志)、アラタが勤める児童相談所の先輩で真珠に心酔していく桃山(丸山礼)、アラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高(立川志らく)、控訴審の裁判長で真珠の本心を疑う神波(市村正親)ら、登場人物、そして日本中を巻き込んで予測不可能な展開が巻き起こっていく様が切り取られている。
一足早く予告映像を観た柳楽は「(主題歌が)この作品の世界観と合っていて、世界観をさらに引き上げてくれているなと思い、テンションが上がりました」、中川は「登場人物それぞれ皆切なさも抱えているんですよね。だからこそ、この曲の抱える雰囲気と作品の空気感がマッチしていて素敵でした」、丸山は「真珠さんのあのスマイルが怖いですよね。『ニチャ~』っていう音が聞こえてくるくらい不気味でした。私自身この『ヴァンパイア』という曲が大好きなので、試写でイントロを聴いた瞬間痺れましたね。色々な人に楽しんでもらいたいです」とそれぞれ本編への期待を込めたコメントを寄せた。
主題歌を担当したオリビア・ロドリゴはデビュー・アルバムとデビュー・シングルの両方で全米1位を獲得した最年少アーティストで、Spotifyでは「2021年世界で最も再生された楽曲、最も再生されたアルバム」の両方で1位、第64回グラミー賞では主要4部門含む計7部門にノミネートされ、最優秀新人賞を獲得するなど、今最も世界で注目を集める弱冠21歳のアーティスト。「ヴァンパイア」はYouTubeのオフィシャルミュージックビデオの総視聴回数が1.1億回を超えるなど、全世界での総再生回数が16億回を超える日本のみならず世界的に爆発的な人気を誇る楽曲だ。その疾走感あふれる旋律と甘美な歌声と危険な香りを漂わせる歌詞が本作の内容とシンクロし、「真珠の気持ちをどれくらい代弁できるかが主題歌の決め手の一つだった」と本作プロデューサーが語るように、真珠の愛のいびつさと「ヴァンパイア」で歌われる、不安定で危うげな愛との親和性に注目だ。
また、7月12日より、本作のムビチケカード/ムビチケオンライン券が全国の上映予定劇場(※一部除く)及びオンラインで販売される。「夏目アラタの結婚」は9月6日から公開。
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