スカーレット・ヨハンソン「誰にも役を渡したくなかった」 役に強い思い入れを見せる「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」特別映像
2024年7月8日 15:00

人類初の月面着陸に関する“ウワサ”から生まれた映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」から、スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが、劇中の極秘プロジェクトを語る特別映像(https://youtu.be/J-UdPqIpI1U)がお披露目。映像でヨハンソンは、「誰にも役を渡したくなかった」と、役への強い思い入れをのぞかせている。
人類最大の偉業といわれるアポロ11号の月面着陸。その歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人々は、人間が“リアル”に月の上を歩く映像を見て興奮し、胸を熱くした。しかしその後、その映像や写真をめぐり、「実は“偽物(フェイク)”だったのでは?」という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。本作は、そんな偉業にまつわる人間ドラマを描いた完全オリジナル脚本を映画化するもの。グレッグ・バーランティ監督がメガホンをとった。
30年前の1994年7月8日(現地時間)は、日本人としては毛利衛さんに続くふたり目、アジア人女性としては初めて、宇宙飛行士・向井千秋さんがスペースシャトル・コロンビア号(IML-2/STS-65)で宇宙に飛び立った日。もともと名優・石原裕次郎の担当医のひとりで、心臓外科医だった向井さんは、宇宙空間に到達すると、ライフサイエンスや宇宙医学などに関する82テーマもの実験を実施。「宇宙メダカ」と呼ばれたメダカの産卵実験は特に話題となった。
そして、向井さんのフライトから30年という記念すべき日に、本作の特別映像がお披露目。ヨハンソンは、「もしも世界中が目撃した月面着陸の映像がフェイクだったら?」という、アポロ計画に長年つきまとう説から着想を得たローズ・ギルロイによる脚本に惚れ込んだ。当初は「プロデューサーに専念するつもりだった」そうだが、「脚本がよすぎて誰にも役を渡したくなかった」と胸中を明かし、初共演となるテイタムに満面の笑みを向けている。
1960年代のマンハッタンで、PRのプロフェッショナルとしてのし上がってきたケリー(ヨハンソン)。その噂を聞きつけ、政府関係者のモー(ウディ・ハレルソン)は彼女に、NASAのPRを持ちかける。ヨハンソンは、失敗続きで国民の関心が薄れつつあるNASAのイメージアップと月面着陸のPRを担当するために、ケリーがフロリダに呼び寄せられたと説明。そして「(ケリーにとって)厄介なのがコールよ」と、テイタムに話を向ける。
テイタム扮するコールは、NASAの発射責任者だ。真面目で実直な性格のコールとは正反対に、地味なNASA職員の代役として俳優をメディアに登場させるなど、“嘘の宣伝”を次々と仕掛けてやりたい放題のケリー。テイタムは「ふたりは犬猿の仲だ」、ヨハンソンは「目標は同じでもやり方が違うの」と、ふたりの関係を語る。しかしやがてNASAは、コールら技術者たちの奮闘とケリーのPR戦略で、再び国民の期待を取り戻すことに成功。しかし、アポロ11号の発射の日を目前に、再びケリーの前に現れたモーは、「月面着陸を捏造しろ」と衝撃のミッションを言い渡す。波乱の展開を予感させる本編映像が、たっぷりと切り取られている。
「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、7月19日から全国で公開。
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