劇場アニメ「ベルサイユのばら」MAPPA制作で25年新春公開 オスカル役の沢城みゆき、アンドレ役の豊永利行らキャスト発表
2024年7月2日 06:00

2022年9月に製作が発表された劇場アニメ「ベルサイユのばら」が25年新春に公開されることが決定し、キービジュアルと特報第2弾が披露された。
また、同作のアニメーション制作を「この世界の片隅に」「呪術廻戦」などのMAPPAが担当し、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役を沢城みゆき、マリー・アントワネット役を平野綾、アンドレ・グランディエ役を豊永利行、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン役を加藤和樹が演じることも発表された。
同作は、池田理代子氏による名作漫画が原作。フランス革命の時代を舞台に、男装の麗人オスカル、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描いた作品。1979~80年に東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)制作でテレビアニメ化され、テレビアニメ版の総集編「ベルサイユのばら 生命あるかぎり愛して」が90年に劇場公開されている。
アニメーション制作のMAPPAのほか、監督を「チア男子!!」「歌舞伎町シャーロック」吉村愛、脚本を金春智子、キャラクターデザインを岡真里子、音楽を澤野弘之とKOHTA YAMAMOTOが務める。

キャスト・スタッフ陣からのコメント全文は以下のとおり。
劇場アニメ「ベルサイユのばら」でオスカルの声を担当させていただくことになりました、沢城みゆきです。
池田理代子先生の描かれたオスカルをバイブルに、そこから田島令子さんの声の入ったオスカル、実写映画や舞台でもそれぞれに昇華されたオスカルが誕生してきました。その歴史の中へ、もう 1 人、吉村監督の元で新たなオスカルが生まれようとしています。(作画の方々のとんでもない仕事量!!)今はただ、その完成の日を緊張しながら静かに待っているところです。
夢のようです。
まさか歴史に残るこの名作で、憧れのマリー・アントワネットを演じさせていただけるなんて。
漫画・アニメ・舞台を観続けてきた、いちファンである私にこんな日が来るなんて思ってもみませんでした。
今回の演出は、かなりの挑戦だと思います。
製作陣も皆様それぞれに思い入れがあって、リスペクトを持って作品作りしているのがとても伝わってきました。
誰もが持っているベルばらのイメージに革命を起こす、新たな時代の幕開けとなるような作品になることを期待しております。
まさか、僕が歴史ある伝説の作品である「ベルサイユのばら」に…。
しかもアンドレを演じさせていただく日が来るとは思っていませんでした。
そして歌も歌わせていただいております。
原作のあんなシーンやこんなシーンも演じさせていただいております…。
現代の映像で、耽美で聡明で儚いベルばらが描かれます。
いつの世も愛される作品に関わることが出来て本当に幸せです。
どうぞ、ご期待ください!!
誕生から50年…その間、全く色褪せることなく愛され続けている「ベルサイユのばら」にフェルゼン役として参加させていただけるなんて身に余る光栄です。
ミュージカル作品でフランス革命に身を投じた経験のある身としては、このお話が決まった時は感慨深いものがありました。原作の名シーンはもちろん、新たに歌唱演出も加わり、現代の映像技術で令和の時代に新たな革命を起こす作品になっていると思います。ご期待ください!
劇場アニメ「ベルサイユのばら」に参加させていただいて、華麗で重厚な世界観、オスカルやアントワネット、魅力的な人物たち…。
毎日素敵なばらにどっぷり浸かりながらお仕事ができ、ファンの 1 人としてとても幸せです。ありがとうございます。
この素晴らしい作品を上手く映像化できるように、スタッフ一同頑張って制作させていただいてます。
かつて原作を連載で読んでいた私には、オスカルさまは永遠の憧れで、「ベルサイユのばら」は何度読んでも胸が熱くなるバイブルです。
なので、脚本のオファーをいただいた時には、大げさではなく本当に夢のように幸せでした!
今はただただ映画の完成、そして公開が待ち遠しいです。
正直あの「ベルサイユのばら」という伝説的な作品に携わる日が来るなんて今でも信じられないという気持ちでいっぱいです。
毎日緊張と喜びの中で仕事をしています。
とにかく全てのものが描いていて楽しいです。
作品が持つ美しさと力強さをお届けできるようこだわりの強い監督とスタッフと共に引き続き全力を尽くします。
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