マット・デイモン、ジョージ・クルーニーらハリウッドスターのアフレコ風景を収めた「ブルー きみは大丈夫」特別映像公開
2024年6月19日 14:00

ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督(「クワイエット・プレイス」)がタッグを組んだ「ブルー きみは大丈夫」(全国公開中)の特別映像が披露された。映像にはマット・デイモン、ジョージ・クルーニーらキャラクターの声を担当したハリウッド俳優たちのアフレコ風景が収められ、クラシンスキー監督が彼らの魅力を語っている。
本作は、子どもの時に作り出した空想の友達が、大人になった今でもあなたを見守ってくれているとしたら……という独創的な発想から誕生し、孤独な少女とイマジナリーフレンドのブルーの物語を紡ぐ。5月17日に全米公開を迎え、首位デビュー。観客の満足度を調査する米国のリサーチ会社CinemaScoreでは最高評価のAを獲得している。

幼い頃に母親を亡くした12歳の少女ビー(ケイリー・フレミング)は、おばあちゃんの家で“子供にしか見えない不思議なもふもふ”ブルーと出会う。ブルーが友達だった子供は大人になって彼の事を忘れてしまい、居場所が無くなったブルーは、もうすぐ消えてしまう運命にあった。ビーは大人だけどブルーが見える隣人のカル(ライアン・レイノルズ)の力を借りて、ブルーの新しいパートナーになってくれる子供を探す。
“空想の友達”の声を担当したのは、ハリウッドを代表する豪華俳優陣。少女ビーに優しく寄り添うブルーの声はスティーブ・カレルが吹き替え、ブロッサム役は「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のフィービー・ウォーラー=ブリッジ、ルイス役はアカデミー賞受賞のルイス・ゴセット・Jrが担当。ユニ役はクラシンスキー監督の妻で女優のエミリー・ブラントが担い、歩いて話す花のサニー役でマット・デイモン、グラスの中のアイスの声でブラッドリー・クーパー、スペースマン役でジョージ・クルーニー、石けんバブル役でオークワフィナ、水を恐れない猫のオクト・キャット役でブレイク・ライブリーが参加した。

クラシンスキー監督はファンタジックな“空想の友達”を登場させるにあたり、当初は人形を使うことを検討していたという。しかし、実写とアニメーションを組み合わせた「プーと大人になった僕」の予告編を見て、実写の中にCGキャラクターを創作することを決め、同作のエフェクトを担当したFramestore社にコンタクトを取り、作品を作り上げていった。
“空想の友達”は撮影後にビジュアル・エフェクトを使って作られたが、視覚効果チームは俳優のアフレコ現場を撮影し、顔の表情や動きを捉えて各キャラクターにさらなるリアリティを与えた。エグゼクティブ・プロデューサーを務めたキンバリー・ネルソン・ロカシオは、「俳優の声の演技は、キャラクターの初期設定を練る上でインスピレーションを得る際に大いに頼りになりました」と語る。そして、「ラフ・アニメーションをジョンと確認し、ジョンが各キャラクターの微妙なディテールに磨きをかけ、CGキャラクターの顔や体の演技をより際立たせる。そこから、キャラクターがシーンの中にシームレスに溶け込み、キャラクターがセリフをしゃべるようになるまで、最終的なタッチが加えられていきました」と明かした。アフレコブースの中でキャラクターを演じているように声を当てる俳優たちの姿に注目だ。
「ブルー きみは大丈夫」は全国公開中。
(C)2023 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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