天才子役としてブレイク→現在30歳に ダコタ・ファニング、新作「ザ・ウォッチャーズ」を語る
2024年6月17日 17:00

M・ナイト・シャマランの娘イシャナ・ナイト・シャマラン監督の長編デビュー作「ザ・ウォッチャーズ」が、6月21日から公開される。主人公のミナを演じるのは、「I am Sam アイ・アム・サム」や「宇宙戦争」などで天才子役としてブレイクし、現在30歳になったダコタ・ファニング。撮影を振り返り、役柄についてや個性派キャストとの共演について語っている。
28歳の孤独なアーティストのミナは、届け物をするために出かけるが、地図にない森に迷い込んでしまう。逃げ込んだ“ガラス張りの部屋”には、見知らぬ3人。その部屋は夜になると謎の“何か”に“覗き見”されているという。
6月7日に全米公開を迎えると「ダコタ・ファニングが最高の演技を見せ、森に潜む謎の存在が観客をラストまで惹きつける」(Empire Magazine)、「独自の雰囲気と新しい予想外のアイデアで満たされている」(Independent)など、絶賛する声が上がっている。

ファニングは、自分が演じたミナについて「人生の停滞期にいる若者で、人生における何かを探している最中にこの不思議な体験に出くわす。若い女性の人生におけるこの中途半端な状況にとても共感が持てました」と紹介する。
さらに「私たちの年代は、特別若いわけでもなく、年配でもなく、自分が誰なのかを見つけたい、何かやりたいことを見つけたいと思っている」と、ミナは大人でありながらも自分を確立できずにいると分析。
ミナが逃げ込んだ部屋は、夜になるとガラスの内側が鏡となり自分自身を映し出す。そして、ミナだけではなく、部屋のリーダー格のマデリン(オルウェン・フエレ)、夫とともに森に迷い込んだキアラ(ジョージナ・キャンベル)、最年少で未熟な青年のダニエル(オリバー・フィネガン)と、部屋にいる誰もが悩みや過去のトラウマを抱えていた。
この設定に対して、「ミナがこの恐ろしい状況の中、彼女自身を発見する旅でもあるの」と、イシャナ・ナイト・シャマランの脚本と演出によって、ミナと仲間たちは謎の“何か”の存在に怯えながらも、鏡を通して自分自身と向き合うことで成長する旅が描かれるという。
「寒い森の中を濡れながら走ったり、つらい撮影もあった。オルウェン、ジョージナ、そしてオリバーと仕事をすることができて本当に嬉しかった。彼らは本当にすばらしい俳優でとても親切でした」と感謝し、「オルウェンはみんなの体力がすり減る中でもいつもポジティブで、何に対しても全力で、とても刺激を受けました。ジョージナは、とても優しくてかわいらしくて、彼女の笑い方は周りの人に伝染します。そして私はオリバーに夢中なんです。本当にすばらしい男性で、きっと彼には輝かしい未来が待っていると思う。彼らとの出会いはすばらしい経験でした」と、個性派キャストたちの共演が俳優としての新たな経験になったと結んでいる。
「ザ・ウォッチャーズ」は6月21日から公開。
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