「マッドマックス」ヴィラン役で覚醒したクリヘムの特別映像公開 ジョージ・ミラー監督も「歴史上の支配者のようだ」と絶賛
2024年6月14日 23:00

「マッドマックス フュリオサ」(全国公開中)から、悪役ディメンタス将軍を演じたクリス・ヘムズワースにフォーカスした特別映像「ディメンタス降臨編」(https://youtu.be/lM67O5OzSSM)が公開された。
本作は、第88回アカデミー賞で最多6部門を受賞した「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15)をはじめ、「マッドマックス」シリーズ4作品を手掛けてきたジョージ・ミラー監督による最新作。世界の崩壊から45年後を舞台に、前作でシャーリーズ・セロンが演じた戦士フュリオサの怒りの“原点”を、アニヤ・テイラー=ジョイとヘムズワースの共演で描く。5月31日に日本公開を迎えた本作は、週末観客動員、興行収入共に前作「怒りのデス・ロード」を大きく上回り、初登場ナンバーワンを獲得。リピーターも続出している。

本作で初登場したディメンタス将軍を演じたヘムズワースは、先日、「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に名を刻み、ハリウッド殿堂入りを果たした。「マイティ・ソー」などヒーローのイメージが強いヘムズワースだが、今作では悪役を怪演し、役者としてさらに幅の広さを見せつけた。
ディメンタスは幼少期のフュリオサを誘拐し、彼女の目の前で母親を手にかける卑劣な男。救世主を気取り、荒廃した世界の支配者になろうとする本作のメインヴィランだ。ヘムズワースはミラー監督と何度も話し合いを重ね、キャラクター像を練り上げたという。
ヘムズワースは、「彼(ディメンタス)は荒れはてた地で苦しみながら生きてきたことで、性格が歪んでしまった。かつては希望があったことを、彼は忘れてしまった」と分析。ミラー監督は、「クリスと初めて会った時、鋭い観察眼に驚いた。『カリスマとはどういう存在だと思う?』と問うと、『ユーモアがあり、人を魅了するリーダーのことだ』と答えたんだ」と振り返る。
ヘムズワースは撮影中もディメンタス率いるバイカー集団の役者たちと常にコミュニケーションをとり、現場でも自ずと輪の中心にいたという。もう一人のヴィランであるイモータン・ジョーを演じたラッキー・ヒュームは、「こんなに没頭しているクリスは初めて見た」とその集中力とカリスマ性を称えた。

ミラー監督もヘムズワースが演じたディメンタスについて、「歴史上の支配者のようだ」と大満足。フュリオサ役のアニヤも「クリスの今回のルックが大好き。初めて見たときとてもクールで、設定にピッタリだと思った」と太鼓判を押した。
SNS上では「フュリオサ、マックス、イモータンには希望があるが、ディメンタスは果てしない絶望しかない。だからしぶとい」「ディメンタスの人物造形が興味深い。かれの狂気は『人間性の残滓』という感じなんだよね。家族を失って虚無におそわれた人間のあり方のひとつで、そういう意味では彼は闇堕ちしたマッドマックスだ」などの声に加えて、「ディメンタスはくそったれなのにどこか可愛いのはクリヘムだからかな。ベール?が白→赤→黒に変化するのも意味深」など衣装の変化による演出も話題に。見た目や名乗り方が変わることで、ディメンタスの繊細な心の変化を表現したヘムズワースの熱演に注目だ。

6月23日に東京・新宿ピカデリーで応援上映が追加開催されることが決定。来場者には、第1弾とは異なるデザインのオリジナルうちわを配布予定。上映開始時間や企画詳細は、公式ホームページで発表される。また、入場者プレゼントの第3弾「日本限定!スペシャルアート・ステッカー」が6月14日から数量限定・先着で配布される。
「マッドマックス フュリオサ」は全国劇場で公開中。
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