和歌山毒物カレー事件検証ドキュメント「マミー」特報&追加場面写真 獄中からの手紙、保険金詐欺を語る夫、母の無実を信じる息子を映す
2024年6月14日 12:00
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1998年の「和歌山毒物カレー事件」を多角的に検証した驚愕のドキュメンタリ「マミー」の特報予告編、追加場面写真が公開された。
和歌山毒物カレー事件--。1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入。67人がヒ素中毒を発症し、小学生を含む4人が死亡した。犯人と目されたのは近くに住む林眞須美。凄惨な事件にメディア・スクラムは過熱を極めた。自宅に押し寄せるマスコミに眞須美がホースで水を撒く映像はあまりにも鮮烈だった。彼女は容疑を否認したが、2009年に最高裁で死刑が確定。今も獄中から無実を訴え続けている。
本作は、事件発生から四半世紀、最高裁判決に異議を唱え、「目撃証言」「科学鑑定」の反証を試み、「保険金詐欺事件との関係」を読み解いていく。さらに眞須美の夫・林健治が自ら働いた保険金詐欺の実態をあけすけに語り、確定死刑囚の息子として生きてきた林浩次(仮名)が、なぜ母の無実を信じるようになったのか、その胸のうちを明かす。そして、二村真弘監督は、捜査や裁判、報道に関わった者たちを訪ね歩き、なんとか突破口を探ろうとするのだが、焦りと慢心から取材中に一線を越えてしまう……。
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このほど公開された特報映像では、林眞須美の夫・健治が自ら働いた保険金詐欺の実態を赤裸々に語り、確定死刑囚の息子として生きてきた長男の浩次(仮名)が、なぜ母の無実を信じるに至ったのかを打ち明ける姿が切り取られ、さらに映画は真相に近づこうと焦る監督自身が事件に飲み込まれていく姿をも映し出す。追加の場面写真では、林眞須美が家族に宛てた直筆の手紙や、眞須美が収容されている大阪拘置所へ向かう健治、浩次の姿など印象的な場面が確認できる。
さらに一部劇場や配給会社東風のオンラインショップ(https://tofoofilms.base.shop/items/87272011)では、事件の年表と最高裁判決文を掲載した「鑑賞ガイド」付き全国共通特別鑑賞券が販売開始される。映画は8月3日から、シアター・イメージフォーラム、第七藝術劇場ほかで公開。
(C)2024digTV
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