初体験に期待する夏休み、バージンの10代の揺れ動く心 映画「HOW TO HAVE SEX」新場面写真公開
2024年5月22日 15:00

昨年の第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した映画「HOW TO HAVE SEX」の新場面写真が公開された。
本作はティーンの友情や恋愛、セックスが絡み合う夏休みを、思いやりを込めた視点で活き活きと表現した爽やかな青春ドラマ。主人公タラ(ミア・マッケンナ=ブルース)は、親友3人で過ごす卒業旅行の締めくくりに、パーティーが盛んなギリシャ・クレタ島のリゾート地、マリアに降り立つ。自分だけがバージンで、初体験というミッションを果たすべく焦る彼女を尻目に、親友たちはお節介な混乱を招いてばかり。そんな中、ホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが…。
監督は、2023年サンダンス映画祭で審査員大賞を受賞した映画「SCRAPPER スクラッパー」や、エイサップ・ロッキー「Sundress」、レディオヘッド「Follow Me Around」などミュージックビデオで撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカー。2020年カンヌ国際映画祭批評家週間で上映された初の短編監督作「アンスピーカブル(原題:Good Thanks, You?)」を経て、今作が長編デビュー作となった。カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ、世界の映画祭で19受賞・30ノミネートの快挙を成し遂げた。
このほど公開された場面写真は、タラたちがビーチやプールサイド、ナイトクラブではしゃぎバケーションを満喫する楽し気な様子や、ホテルで出会った隣室の3人組バジャー、パディ、ペイジと酒を飲み、ダンスをして交流を深めていく特別な夏の日々が切り取られている。一方で、タラが閑散とした朝の街を1人彷徨う姿や、クラブの光に照らされて憂いを帯びた表情で佇むカットもあり、夏への期待に心を躍らせると同時に、自分だけがバージンである焦りを抱えたティーンの揺れ動く心情が写し出されている。
「HOW TO HAVE SEX」は7月19日より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋、シネマート新宿、アップリンク吉祥寺ほか全国で公開。
(C)BALLOONHEAVEN, CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION, THE BRITISH FILM INSTITUTE 2023
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