総勢21人の役者が参加した音楽エンタテイメント「雨ニモマケズ」製作中
2024年5月10日 10:00

総勢21人の役者が、歌とダンスで共演する音楽エンタテイメント作品「雨ニモマケズ」が現在製作されている。
作品のあらすじは、日本のゴスペル界を牽引してきた音楽家が亡くなって1年が経ち、遺言にそって、ゴスペル界で活躍するディレクターやクワイア(合唱団)が集まり開催したメモリアルパーティで、人々の悲喜こもごもの人生が交差する物語。
キャストは安野澄、諏訪珠理、上村侑ら注目の若手俳優をはじめ、和田光沙、木村知貴、山中アラタ、宇乃うめのら個性派俳優が共演。さらに東ちづる、梅垣義明(ワハハ本舗)や、元ラッツ&スターの山崎廣明といったミュージシャンも参加している。
Netflix「呪怨 呪いの家」、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」などに出演して注目を集めている安野は「今作のお話を初めてお聞きした時、ワクワクする気持ちと、自分がそれを務められるのか不安な気持ちとが入り混じっていました。撮影に入る前にリハーサルがあり、みなさんと動きの確認や話し合いをたくさんできたので、本番はリアルなチームとして『雨ニモマケズ』を作り上げることができたかなと思います。アップの時に心からみんなでお疲れ様でしたー!と言い合える素敵な現場でした」とコメント。
工藤梨穂監督「裸足で鳴らしてみせろ」、吉田奈津美監督「浮かぶ」などに出演している諏訪は「撮影の時を思い出そうとすると、出てくる記憶はみんなと話をした時間ばかりです。その内容は他愛もなかったり、撮影についてのことだったりと様々ですが、そうやって、少しずつみんなで前を向きながら肩を寄せ合って、作った作品だと思っています。自分の出演シーン以外を現場であまり見れていないので、全体を通して作品に触れ合える日を楽しみにしています」としている。
また、主演映画「蘭島行」(鎌田義孝監督)の公開も控えている木村知貴は「ゴスペルディレクターを演じるにあたり、監督から色々ディレクションして頂き撮影に臨みました。特に前半部分の撮影はシビレるものがありました。入念にリハーサルをし、一致団結して臨み、見応えのあるシーンになっていると思いますのでご注目頂けると嬉しいです。また、この映画を通してゴスペルに興味を持ってくださったり、表舞台だけでなく裏方の部分も興味を持ってくださったら幸いです」とメッセージを寄せている。
監督は、これまで映画の製作やプロデューサーを務め、2023年に初監督作品「MOON and GOLDFISH」を公開した飯塚冬酒で、本作が2作目となる。「ぜひご一緒したかった役者さんや、過去に現場をご一緒して信頼できる役者さんにお声をかけさせていただいたところ、21人の役者さんにご協力いただき本作が撮影できました。そしてコンサートシーンにご協力いただいた方々、本当に感謝の念でいっぱいです。本作は、笑顔の後ろの哀しみや想い、それを隠せたり隠せなかったり、そんな不器用な人々の物語です」としている。撮影監督は岩川雪依。公開は2025年予定。
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