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飯塚冬酒の初監督作「MOON and GOLDFISH」に林海象監督ら続々コメント

2023年6月8日 19:00

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(C) GACHINKO Film

これまで映画の製作やプロデューサーを務めてきた飯塚冬酒が初監督した作品「MOON and GOLDFISH」が、6月24日より新宿K’s cinema、7月8日より横浜シネマ・ジャック&ベティほかにて劇場公開される。公開に合わせて、映画界から作品に対するコメントが続々と寄せられている。

本作はどこか懐かしい横浜を舞台に、そこに生きる人々の「生」の人生が濃密に圧縮され、スタンダードサイズ、モノクロを基調につくられており、映画の原点を感じさせる。鉄工所に勤めるシンイチ、路上で歌うヒカリ、取り立て屋のヒロシ、工場で働くベトナム出身のグエンとミシマなどの人生の交差を描いている。

キャストには、「アルプススタンドのはしの方」「銀平町シネマブルース」「神田川のふたり」などの話題作への出演をはじめテレビなどでも活躍する平井亜門、「アカリとマキコ」で「TOKYO青春映画祭」最優秀助演賞を受賞した峰平朔良に加え、生沼勇神林斗聖日下部一郎、福本翔、本多正憲ら、これからの活躍が期待される若手俳優が共演。バイプレイヤーの藤井太一らも出演している。

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(C) GACHINKO Film

製作・配給のガチンコ・フィルムは、第34回東京国際映画祭「アジアの未来部門」正式出品作品「誰かの花」(奥田裕介監督)や横浜の伝説のライブハウスのドキュメンタリー「FRIDAY」(四海兄弟監督)など、横浜を舞台にした良質なインディペンデント映画を世の中に送り出している。飯塚冬酒はその2作品をはじめ、ミス日本のドキュメンタリー映画「夢こそは、あなたの生きる未来」(小野篤史監督)、ベトナム人青年と日本人青年の結婚式を描いた「ぼくと、彼と、」(四海兄弟監督)などの作品を製作・プロデュースしてきた。初監督した本作の脚本は四海兄弟が手掛けている。

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(C) GACHINKO Film

そして公開を前に、俳優の吉行和子高橋長英、さらに林海象大崎章など横浜に縁をもつ映画監督、若手映画監督の奥田裕介柴田啓佑に加え、クレイジーケンバンドのギタリスト・小野瀬雅生など、多岐にわたる面々がコメントを寄せている。

吉行は「登場人物の一人ひとりが、演技を超えた生の言葉でぶつかり合い、気持ちよく伝わって来ました」と感想を述べ、高橋は「片隅に追いやられて生きている痛々しくヒリヒリする様な青春の群像劇だ」と評している。林監督は「壮年の新人監督が描く、若い二人の純情恋愛映画。日陰に咲く男女に未来という光は差すのだろうか?」、いまおか監督は「誰かと出会ってホンの少しだけ息がつける。その喜びが写ってる」、大崎監督は「スクリーンから、キャスト、スタッフの実直で素直な映画への思いが伝わってくる」とコメントしている。

また、奥田監督は「どこにも行けない人たちをコンドウヒロユキの音楽が包み込んでいる。様々なところから集まっているのに、感情には同じように色がある」と分析し、柴田監督は「生きるのはこんなにも生々しいものなのか。息遣い、言葉、音の一つ一つに耳を澄まさずにはいられなくなった」と述べている。そして、小野瀬は「モノクロームで淡々と綴られる誰かの時間。時々クロスする気持ち。時々笑顔。時々カラー。でも大部分は辛い。街は暗く空虚で、でもちょっとだけ優しい。そして音楽だけが変わらずにそこにある。完全でなくても、いつまでも」と語っている。

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