「マッドマックス フュリオサ」プレミアに豪州が熱狂! なかやまきんに君が作品愛を監督らに熱弁

2024年5月3日 12:30


オーストラリアプレミアは熱気ムンムン
オーストラリアプレミアは熱気ムンムン

マッドマックス」シリーズ最新作「マッドマックス フュリオサ」のオーストラリアプレミアが5月2日(現地時間)、シドニーのステート・シアターで行われた。今作の宣伝アンバサダーを務めるなかやまきんに君が参加し、ジョージ・ミラー監督をはじめ主人公フュリオサに扮したアニヤ・テイラー=ジョイ、宿敵ディメンタス将軍を演じたクリス・ヘムズワースに作品愛を熱弁し、意気投合した。

今作の舞台は、世界の崩壊から45年後。前作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の前日譚となり、全てを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、人生を懸けて故郷=緑の地へ生きて帰ろうとする修羅の道が描かれる。

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タンクトップにホットパンツという“正装”でプレミアに臨んだきんに君は、ヘムズワースが息吹を注いだディメンタス将軍が常に腰に熊のぬいぐるみを括りつけていることを真似て、自身のホットパンツにも熊のぬいぐるみを装着。「観てくれたんだね!」と喜ぶミラー監督に、「ウォーボーイズをはじめ、マッチョな人たちをたくさん使って長いあいだ撮影する苦労や秘訣などはありますか?」と問いかけた。

ミラー監督は、「セカンドユニットとかスタントコーディネーターのスタッフたちはすごい良いチームで長年一緒に仕事をしているんだ。いつも安全に規律正しく情熱的にハードワークで大変だったけど、楽しく仕事ができているよ」と明かした。また、ヘムズワースの役作りついても質問すると、「特別な指示をすることはなかったよ。彼はこの役の為に特別なトレーニングしなかった。なぜならば彼は、この映画で年をとっていく役だから、前のままの腕だと太すぎると心配していたんだ。君と同じで彼は身体を動かさないといられないたちだから、運動はしていたけど筋肉を大きくする運動はしていなかったね。でも彼はとてもよくやってくれたよ」と絶賛していた。

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続いて登場したヘムズワースに、役作りで苦労した点を聞くと、「この作品の前に『ソー:ラブ&サンダー』を撮影していたんだけど、そこから撮影までの間に元の自分の身体に戻す時間があまりなくて、普段の自分よりも筋肉がついている状態だったので、それが役にちょうどよかったんだ。ミラー監督がつくったディメンタスというキャラクターは見栄っ張りで妙に堂々としているやつなので、彼の支配的な面や権力がある様を演じるにあたって身体的に活きたんだ。あとは声の質やしぐさなどを役に合わせて練り上げていったよ」と詳細を語る。

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そして、全身にゴールドの矢が刺さったかのようなインパクト抜群のドレスに身を包んだテイラー=ジョイが姿を現すと、場内のボルテージは最高潮に。きんに君が「アクションシーンをやるうえで一番大変だったことは?」と質問をすると、ストイックな一面をのぞかせた。

「一番大変で一番楽しかったことは、同じことを何度も繰り返したことよ。ふつうは繰り返すとどんどん悪くなっていってしまうんだけど、以前私がバレエダンサーだったこともあり、繰り返す毎により完成度が高くなっていったわ。常に最高の自分を、自分のベストを更新していったことが楽しかったわ」

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この回答に対し、きんに君が「だからあなたのアクションシーンは強くて美しいんですね!」と伝えると、「ありがとう、優しいのね」とニッコリ。きんに君がつけた熊のぬいぐるみに気づくと「あ!あの(ディメンタス将軍の)熊ね!あなたの服装大好きよ!」と絶賛するひと幕も見られた。

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