夢枕獏の小説が原作「餓狼伝: The Way of the Lone Wolf」5月23日からNetflixで独占配信 藤巻十三役に竹内良太、丹波文七役に稲田徹
2024年4月28日 17:00
夢枕獏氏の格闘小説「餓狼伝」を原作とするNetflixアニメシリーズ「餓狼伝: The Way of the Lone Wolf」が、5月23日から世界配信されることが決定した。原作の主人公・丹波文七のライバルのひとりである藤巻十三を主人公に据えた完全新作となる。メインキャストやスタッフなどの陣容も明らかになっており、竹内良太が藤巻役で主演を務める。予告編も公開されている。
原作小説の展開は1985年にスタート。孤高の格闘家・丹波文七が、さまざまな流派のライバルたちとしのぎを削りながら、強さを追求していく姿が描かれている。96年からは「グラップラー刃牙」の板垣恵介によりコミカライズ化もされた。「餓狼伝: The Way of the Lone Wolf」では、過去から逃れるために北の地を流浪していた古武術・竹宮流の達人である藤巻が、闇の格闘トーナメント「KODOKU」への参加を強要され、内なる獣と向き合いながらライバルの格闘家たちと死闘を繰り広げていく。
藤巻役の竹内に加え、原作の主人公である丹波文七役を稲田徹が担当。空手道場・北辰館に所属する姫川勉役を武内駿輔、同館の館長である松尾象山役を西凜太朗、竹宮流の宗家・泉宗一郎役を玄田哲章、宗一郎の娘である泉冴子役を遠藤綾が務める。久保涼二を鈴木崚汰、多聞史人を木内秀信、疋田友之を榎木淳弥、長門カルロス如是を細谷佳正、篠一郎を諏訪部順一、オレク・ザイツェフを津田健次郎、乱坊を斎藤志郎、軍曹を伊沢磨紀、篠智咲を宮本侑芽、小磯みゆきを甲斐田裕子が演じる。
主題歌は、劇中音楽を担当する上田剛士のソロブロジェクト・AA=が担当。オープニング主題歌「FIGHT & PRIDE」、エンディング主題歌「CRY BOY」ともに、音源の一部が予告編内で公開されている。
監督の碇谷敦と脚本の村井さだゆきは「錆喰いビスコ」を手がけたタッグ。制作は「ID:INVADED イド:インヴェイデッド」のNAZが行う。アクションシーンには、実際の格闘家の動きを撮影してアニメに描き起こす手法を採用しており、武尊、晃貴、Roberto Satoshi de Souza(Bonsai Jiujitsu)、Murilo Takeshi de Souza(Bonsai Jiujitsu)、鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)、内田タケル(THE BLACKBELT JAPAN)、鍵山士門(quip)、相澤史(quip)といった著名な顔ぶれが参加している。
予告編では、殺人犯として警察から追われる藤巻が真の格闘技世界一を決める“KODOKU”に身を投じていく姿がボイス付きで描かれる。格闘家がぶつかり合うアクションシーンも収録されている。
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