連続殺人事件の死刑囚にプロポーズ 柳楽優弥&黒島結菜「夏目アラタの結婚」実写映画化!
2024年4月19日 05:00
連続殺人犯の死刑囚にプロポーズする…という設定が話題を集め、累計発行部数240万部を突破したベストセラーコミックスを、堤幸彦監督が実写映画化する「夏目アラタの結婚」が9月6日公開されることが決定。主演は柳楽優弥、ヒロインを黒島結菜が演じる。このほどティザービジュアル、特報、キャスト&監督&原作者コメントが披露された。
乃木坂太郎が2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載し、2024年1月に完結した「夏目アラタの結婚」は、連続殺人犯の死刑囚にプロポーズすることから始まる衝撃の獄中サスペンス。主人公のアラタと死刑囚の真珠の頭脳戦や二転三転する展開が読者を惹きつけ、「次にくるマンガ大賞 2020」U-NEXT特別賞コミックス部門を受賞、世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティサイト「MyAnimeList」でも紹介されるなど、国内外から高く評価されている。
日本中を震撼させた連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーで児童相談所の職員である主人公・夏目アラタ役を実力派俳優の柳楽、物語の鍵を握る“品川ピエロ”の異名をもつ連続殺人犯にして死刑囚の品川真珠役を黒島が演じる。
柳楽は、「今まで自身が演じてきていないタイプの役柄」と語る難役に挑み、黒島は、過去作での天真爛漫で爽やかなイメージからは想像もできないキャラクターで、新境地を開拓。コミックス上でも印象的な真珠の大きな特徴が、笑う時に映る“ガタガタの歯並び”。今回の映像化に際し、黒島はその特徴的な歯並びをスタッフと共に5カ月かけて再現し、原作のイメージに沿った衝撃的な姿で人々を恐怖に陥れるリアルな真珠を好演した。「十二人の死にたい子どもたち」をはじめ「イニシエーション・ラブ」、「TRICK」シリーズや「SPEC」シリーズなどの鬼才・堤監督が、その手腕でこの圧倒的世界観を実写化する。
特報映像は、主人公・夏目アラタが「俺と結婚しようぜ」と黒島演じる連続殺人犯・品川真珠に突如“獄中結婚”を申し出る、プロポーズのシーンでスタート。真珠はガラス越しにアラタに迫りながら「もう絶対離れないから」と恐ろしい目つきでアラタを見つめ、ガタガタの歯を出しながらピエロさながらの不敵な笑みを見せる。そして、特報全編にわたってナレーションを担当した声優・緒方恵美が「これから、その経緯をお話します」と語りかけ、その後展開と予想だにしない結末を期待させる。
脚本を読ませていただき、夏目アラタというキャラクターは今まで自分が演じたことがない役柄だなと感じました。同時に、スリリングなストーリーを含めた作品そのものに魅力を感じ、是非にとオファーを受けさせていただきました。
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2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。
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