柴咲コウがフランス語で精神科医を“怪演” 黒沢清監督新作「蛇の道」予告編&メインビジュアル公開
2024年4月19日 04:00

黒沢清監督が、柴咲コウを主演に迎え、26年前に発表した自作「蛇の道(1998)」をセルフリメイクした最新作「蛇の道」のメインビジュアルと予告編が公開された。
何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレ。偶然出会ったパリの精神科医、新島小夜子の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。“誰に、なぜ、娘は殺されたのか”。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。“必ずこの手で犯人に報いを――”。その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。
柴咲が演じるのは、精神科医・新島小夜子。他人の復讐に協力する謎に包まれた精神科医という難しい役どころだ。一方、殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役を演じるのは、「レ・ミゼラブル」でも知られるダミアン・ボナール。西島秀俊が小夜子のもとに通う患者・吉村、青木崇高が小夜子の夫・宗一郎を演じる。
メインビジュアルは、娘の復讐に燃える父・アルベールと小夜子の手に、人間が入っているような袋が握られている場面が切り取られており、美しい草原の景色とは裏腹に不穏な空気が漂う。
予告映像は、アルベールと小夜子が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる。そして復讐は終わるはずだったが、次のシーンで、娘の死はある組織の陰謀によるものだということが明らかとなると、物語は一気に加速していく。小夜子の患者で、精神を病んだ吉村の意味深な言葉、さらに小夜子の夫・宗一郎もオンラインで登場するなど、小夜子の身の回りで奇妙な出来事が起こることが確認でき、復讐の果てに待つ、衝撃の真相が気になる展開となっている。
なお、本作は全編フランスロケ、フランス語で撮影され、撮影の約半年前から仏語のレッスンを受け臨んだという柴咲の精神科医小夜子役としての怪演が、予告編からも垣間見られる。映画は6月14日から全国公開。
(C)2024 CINEFRANCE STUDIOS - KADOKAWA CORPORATION - TARANTULA
関連ニュース
黒沢清監督、傑作サスペンス「蛇の道」をセルフリメイク! 主演は柴咲コウ、オールフランスロケによる日仏共同製作
2024年2月28日 07:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー