「名探偵コナン 紺青の拳」ゲスト声優は? リシ役は誰? キャストによる「コナン×キッド×京極」トークも紹介
2024年4月12日 21:00
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が4月12日に公開されることを記念して、日本テレビ系「金曜ロードショー」では2週連続で劇場版「名探偵コナン」を放送。1週目の4月12日は、「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」が午後9時から放送される。
本記事では、「紺青の拳」のあらすじ、ゲスト声優、主題歌、見どころなどを紹介。さらに江戸川コナン役の高山みなみ、怪盗キッド/工藤新一役の山口勝平、京極真役の檜山修之の公開当時のインタビューを振り返りながら、より深く作品を掘り下げる。
ゲスト声優を務めたのは山崎育三郎と河北麻友子。山崎はシンガポールの名探偵と言われた犯罪行動心理学者で、実業家に転身したレオン・ロー役、河北はレオンの美人秘書レイチェル・チェオング役を担当。コナンと怪盗キッドと敵対する役どころで、英語のセリフにも挑戦した。
また、「進撃の巨人」エレン・イェーガー役でおなじみの梶裕貴が、犯罪行動心理学の分野から警察に協力する予備警察官のリシ・ラマナサンを演じている。
物語を盛り上げた主題歌は、「三代目 J SOUL BROTHERS」の登坂広臣(現在のアーティスト名はOMI)のソロプロジェクト楽曲「BLUE SAPPHIRE」。ソロ名義で映画の主題歌を担当するのは今作が初めて。同曲は、「紺青の拳」のストーリーや世界観、各登場人物の内に秘めた思いなどをテーマに制作され、歌詞には「ブルーサファイア」「謎」「秘密」「真実」など物語を象徴する言葉が散りばめられている。
今作は迫力のアクションシーンが満載! なかでもテレビシリーズ以来の再戦となった「キッドVS京極」が実現し、そこにコナンも加わるという、劇場版ならではの豪華な展開が描かれる。さらに、映画後半は京極が怒とうのアクションを見せる。迫力のアクションのみならず、園子を守りながら戦う姿は、ラブコメ的な意味でも大きな見どころだ。
山口 京極さん効果なのか、今作はアクション多めでしたね。格好良くて迫力があって、面白かったです。
高山 京極さんならではの肉弾戦。赤井さんとか安室さんみたいなスマートさはないけど、不器用な漢(おとこ)らしさ全開でカッコ良い!
山口 攻撃がドスッ! ドスッ! ドスッ! という。
高山 そうそう! 重量感ハンパない(笑)。
山口 終盤に向けて盛り上がっていくのも良かったですね。最後のシーンの京極さんもかっこよかったです。
「肉弾戦最強」です! 初登場時には、ナイフを腕で受け止めて平然としていましたし、至近距離でライフルの弾をよけた回もありました。「君、推理モノのキャラじゃないよね?」というくらいの無敵っぷりです(笑)。
今作では、園子を抱えながらアクションを繰り広げます。人を抱えたまま、飛んだり跳ねたり大立ち回りするなんて、普通できませんよ! 「やっぱりこいつの身体能力はハンパじゃない!」と感じました。
いつだって余裕たっぷりで、華麗にビッグジュエルを盗み出す怪盗キッド。そんなキッドが、今作では追い詰められ、負傷してボロボロになるという衝撃の展開が待ち受ける。
高山みなみ「今作のキッドは“裸”でした。キッドがあそこまでやられる姿は初めて見ましたし、ケガをして自分で手当てをする姿も初めて見ました」
そしてコナンとキッドといえば、今作での「2人の距離感」も注目ポイント。高山と山口は「あくまでも探偵と怪盗」であり、2人の間の「『超えちゃいけない線』も全て分かりあっている距離感」を重要視して演じているという。
山口 最初と比べたら随分変わってきていますが、みなみさんとは「『探偵と怪盗』という一定のラインを守り、近づきすぎないようにしようね」と、よく話しています。だから「天空の難破船(ロスト・シップ)」の時は……。
高山 近寄りすぎちゃったんだよね。
山口 今作の距離感はすごくいいなと思っています。「この距離だな」という感じがしました。
高山 背中を預けることができるくらいの信頼感はあります。でも決して“仲良し”ではないんです。同じ目的に向かってだったら手を組むことはできるけど、目的が達成されたら離れる。そこがいい関係だと思いますね。
高山 そうですね。それをお互いがわかっているから、コナンはキッドに命を預けられる。(劇中で)抱えられて空中散歩してますからね(笑)。麻酔銃でキッドを眠らせて警察に突き出すことはしないし、キッドも空中で手を離さない。そういう関係です。
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