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ポール・グリーングラス監督の航空サスペンスに「ファンタビ」「ハリポタ」の脚本家

2024年4月1日 22:30

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ポール・グリーングラス監督(左)、スティーブ・クローブス(右)
ポール・グリーングラス監督(左)、スティーブ・クローブス(右)
Photo by Shane Anthony Sinclair/Getty Images Photo by Stephen Lovekin/Getty Images

米ワーナー・ブラザースと「ユナイテッド93」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス監督が、作家T・J・ニューマンのベストセラー小説「Drowning: The Rescue of Flight 1421(原題)」を映画化する新作について、スティーブ・クローブスが脚本を執筆することがわかった。クローブスは「ハリー・ポッター」シリーズ、「アメイジング・スパイダーマン」、「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」などの脚本家として知られる。

航空会社の客室乗務員だったニューマンの原作は、飛行機が太平洋に墜落し、生存者が脱出中に爆発が発生。エンジニアの男性と11歳の娘が深海の崖に引っかかった機体の一部に閉じ込められ、別居中の妻がベテランダイバーとしてレスキュー隊に参加。一刻を争うなか救出計画を練る、という航空サスペンス小説だ。昨年5月に出版されニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストにランクインし、アマゾン、ウォーターストーンズなどの書店で昨年のベスト小説に選ばれた。

米Deadlineによれば、当初グリーングラス監督が自ら脚色する予定だったが、2018年に米カリフォルニア州で発生した山火事を題材にしたマシュー・マコノヒーアメリカ・フェレーラ主演の新作「The Lost Bus(原題)」(ブラムハウス製作、ブラッド・インゲルスビー脚本)のメガホンをとることが決まったため、ワーナーの新作はクローブスが執筆することになったようだ。グリーングラス監督は「The Lost Bus(原題)」の後に新作「Drowning: The Rescue of Flight 421(原題)」に取りかかると見られている。

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