マーティン・スコセッシ監督、50万ドルを巡る訴訟で和解
2024年3月29日 15:00

巨匠マーティン・スコセッシ監督が、50万ドルの損害賠償を訴えていた脚本家たちと和解したと、米バラエティが報じている。
原告の脚本家サイモン・アフラムとプロデューサーのエドワード・カールによると、彼らが立ちあげた第二次世界大戦を題材にした映画「オペレーション:フォーティテュード(原題)」の製作総指揮として、スコセッシ監督が参加。企画開発資金としてスコセッシ監督は50万ドルを受け取ったものの停滞したため、スコセッシ監督と直接コミュニケーションを取ろうと試みたが、監督は常に他の仕事を理由に拒絶したという。結果的に、多大な時間と金銭を無駄にしたとして返金を求めたが、これも拒否されたため、訴訟に踏み切った。
一方、スコセッシ側は原告の業界経験が乏しいことを指摘し、企画開発に時間を要する映画製作の現実に対する理解不足を訴えた。また、プロジェクトに適した監督を探すために自身の代理人を通じて何人か提案したものの、興味を示す監督は表れなかったと主張していた。約1年間にわたって法的な争いが続いたが、最終的には和解に至っている。
スコセッシ監督は昨年「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を公開。多くの作品の企画開発を進めているが、次作は「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」と同じ原作者デビッッド・グランによる「The Wager: A Tale of Shipwreck, Mutiny and Murder 」の映画化になるとみられている。
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