大泉洋主演「ディア・ファミリー」に有村架純、満島真之介、光石研ら 新キャスト発表
2024年3月14日 05:00
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大泉洋と月川翔監督が初タッグを組んだ「ディア・ファミリー」の新たなキャストが発表された。有村架純、光石研、上杉柊平、徳永えり、満島真之介、戸田菜穂らが、大泉演じる主人公と関わる人々を好演している。
小さな町工場の経営者だった筒井宣政氏とその家族が、娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を映画化した。
生まれつき心臓病疾患を持っていた幼い娘・佳美に突き付けられた「余命10年」という宣告。どこの医療機関でも治すことが出来ないという現実。そんな絶望の中、小さな町工場を経営する父・宣政は「じゃあ俺が作ってやる」と、人工心臓を作ろうと立ち上がる。
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知識のない中で始まった医療器具の開発は、限りなく不可能に近く、前途多難だった。「ただ娘の命を救いたい」という一心で、宣政と母・陽子は人工心臓・カテーテルの勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金を用意して何年もその開発に時間を費やす。しかし、医療器具として承認されるまでには様々な障壁が立ちはだかり、やがて研究は行き詰りを見せる。佳美の命のリミットは刻一刻と迫っていた……。
大泉が演じたのは、筒井氏をモデルにした坪井宣政。妻役には菅野美穂を配し、3人の娘は福本莉子、川栄李奈、新井美羽が扮している。先日、宣政に手を差し伸べる医者・富岡進役で、松村北斗の出演が発表された。
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有村は宣政を取材するテレビリポーター、山本結子役で出演。「月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います」とコメントを寄せた。
人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授・石黒英二を演じた光石は、「大泉洋さんの、この映画にかける意気込みは凄まじく、僕自身、大泉さんとの対峙は緊張の連続でした」と振り返っている。
あわせて、最新ビジュアルと予告編(https://youtu.be/-goyINBHJVg)が披露された。「ディア・ファミリー」は、6月14日から全国東宝系で公開。出演が発表されたキャストの役柄、有村と光石のコメントは以下の通り。
人工心臓の研究を続けている東京都市医科大学の教授。工学的なものづくり分野において豊富な知識を持つ宣政を受け入れサポートするが、人工心臓の実用化を巡る方針で宣政と対立する存在ともなる。
東京都市医科大学の日本心臓研究所の研究医。技術者である宣政のアイデアと熱量に感銘を受け、昼夜問わず研究を重ね、臨床試験を目指そうとする。
宣政の娘・佳美が入院している小児病室の隣のベッドで先天性心疾患と闘っていた少女の母親。
娘を救いたいというただ一つの思いが、カテーテルという計り知れない愛の形を導いた。この物語は奇跡という言葉では語りきれないように思います。私は坪井宜政さんを取材するリポーター役を務めさせていただきましたが、
月川監督や大泉さん、菅野さんとまたご一緒することができてとても光栄でしたし、この物語に少しでも参加できたことを嬉しく思います。どうかこの作品が誰かの生きる力へとなりますように。
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