「デューン2」シャラメ&バトラー、撮影秘話を語る対談映像公開 初めて会った直後にスパーリングで信頼関係築く
2024年3月5日 13:00

ティモシー・シャラメとオースティン・バトラーがSF超大作続編「デューン 砂の惑星PART2」の撮影秘話を語る対談映像(https://youtu.be/N-sdhhitYSw)を、映画.comが先行入手した。前作に続きポール役で主演を務めたシャラメと、新たな刺客・フェイド役で今作から参加したバトラーがお互いの印象や日本について語っている。
フランク・ハーバートによるSF小説(早川書房)を映画化した前作「DUNE デューン 砂の惑星」は、2021年に劇場公開されると全世界で4億ドルを超える大ヒットを記録。第94回アカデミー賞では、撮影賞、美術賞、作曲賞、編集賞、視覚効果賞、音響賞の6冠に輝いた。
「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」のシャラメをはじめ、ゼンデイヤ、フローレンス・ピューら豪華キャストが集結し、「メッセージ」「ブレードランナー2049」のビルヌーブ監督がメガホンをとり、音楽は巨匠ハンス・ジマーが手掛けた。

物語の舞台は、砂漠に覆われ、巨大砂虫サンドワームが支配する惑星デューン。PART2では、ハルコンネン家の陰謀によって一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者・ポールの復讐がついに幕を開ける。
エルビス・プレスリーの伝記映画「エルヴィス」に主演したことで知られるバトラーが演じたのは、宿敵ハルコンネン家がポールのもとへと送り込む最狂の刺客・フェイド。バトラーはフェイド役について、「(フェイドの)風貌を目にして地声では演じられないと思った。最強の権力をもつハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)がフェイドの伯父なので、男爵の話し方に着想を得て活かしていった」と振り返る。そして「挙動や思考も考えていき、どんな幼少期を過ごしたらフェイドができ上がるのか考えた。本当に楽しかった、最高だったよ」と手応えを明かした。
ポール役のシャラメは、惑星デューンに住まう巨大なサンドワームに乗るシーンについて言及。「スタジオで撮影するより大変だったよ。サンドワームの乗り方を想像するのも難しかった。でもすばらしい監督や視覚・特殊効果チームを信頼し、委ねることができた。すごい映像になると信じていたよ」と、スタッフとの絆について語った。

今作が初共演となるシャラメとバトラーは、ワールドツアー中も息の合った掛け合いで注目を集め、映像でも終始リラックスした様子で仲の良さがうかがえる。2人は初対面した時の印象についても語り合い、ハンガリーで一緒にトレーニングしたときのエピソードを披露。ポールとフェイドの決闘シーンはPart2の大きな見どころのひとつだが、バトラーは「『こちらがティモシーです』『では、闘って」という感じだった』」と振り返る。シャラメも「初めて会った直後にスパーリングするのは不思議だった。相手に自分を委ねることは信頼関係を築く儀式のようだった」と、突然のスパーリングによって打ち解けあったことを笑顔で明かした。映像の終わりでは、来日したときの感想や、次に日本でしてみたいことについても語っている。
「デューン 砂の惑星PART2」は、3月15日全国公開。3月8、9、10日の3日間限定で、IMAX、Dolby Cinemaの合計60館にて先行上映が実施される。
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