アカデミー賞10部門候補「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」3月1日から映画館で“凱旋”上映決定
2024年2月23日 09:00
主演レオナルド・ディカプリオ、監督マーティン・スコセッシ、共演ロバート・デ・ニーロによる映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(Apple Original Films)が、3月1~14日に映画館で凱旋上映されることが発表された。
第96回アカデミー賞では10部門にノミネートされている本作。デ・ニーロ(助演男優賞)の俳優としては史上最多タイとなる“3度目のアカデミー賞受賞”がなるか、さらに本作が遺作となったロビー・ロバートソン(作曲賞)の受賞にも期待が寄せられるなか、この大作が2週間限定で映画館に帰ってくる。
北海道・TOHOシネマズすすきの、東京・TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、福岡・ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
実際の事件をもとにしたデビッド・グランによる同名小説を原作に、真実の愛と残酷な裏切りが交錯するサスペンス。舞台は1920年代のオクラホマ州。アメリカ先住民族・オセージ族は、石油の発掘によって一夜にして世界でも有数の富を手にした。
白人たちはすぐにその財産に目をつける。すでに町に入り込んでいた彼らは、オセージ族を巧みに操り、脅し、財産を強奪し、やがて殺人に手を染めていく……。事件の過程と結末を、主人公アーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)と、オセージ族のモリー・カイル(リリー・グラッドストーン)の夫婦の愛を通して描いていく。
スコセッシ監督とともに脚本を手掛けたのは、「フォレスト・ガンプ 一期一会」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」で知られるエリック・ロス。
開催中の第74回ベルリン国際映画祭にて、マーティン・スコセッシ監督が「金熊名誉賞」を受賞。現地2月21日(現地時間)に実施された記者会見では、スコセッシ監督は「映画は自由だ。『しなければ』ではなく、『したい』でいい。自分が何を扱うべきなのかが芸術なんだ」とスピーチし、自身が監督賞にノミネートされているアカデミー賞授賞式へ弾みをつけた。
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