「マンダロリアン」ジーナ・カラーノ、不当解雇でディズニーを訴える イーロン・マスクが支援
2024年2月16日 15:00

ディズニープラスで配信中の「マンダロリアン」に出演した米女優のジーナ・カラーノが、同作を降板させられたのは不当解雇だとして、ディズニー、ルーカスフィルム、そして、同シリーズを手がける製作会社を相手取り、訴訟を起こした。
カラーノは総合格闘家で、スティーブン・ソダーバーグ監督の「エージェント・マロリー」の主役に抜てきされたことをきっかけに、活動の幅を広げていた。「マンダロリアン」では、主人公マンダロリアンに協力する傭兵キャラシンシア(キャラ)・デューン役を2シーズンにわたって好演。「マンダロリアン」のスピンオフ「Rangers of the New Republic(原題)」にもレギュラー出演するとみられていた。
しかし、2021年、コロナ禍の真っ只中にマスク着用を揶揄する画像を投稿したり、大統領選で不正が行われたという陰謀論を主張するなど、SNSでの過激な言動が物議を醸し、「#FireGinaCarano(ジーナ・カラーノを解雇せよ)」というハッシュタグが作られた。これを受けて、「マンダロリアン」を制作するルーカスフィルム、ならびに、所属エージェンシーであるUTAが契約を打ち切っている。
訴状によると、カラーノは7万5000ドル以上の賠償金と、「マンダロリアン」シリーズへの復帰を求めているという。
この裁判費用は、大富豪のイーロン・マスクが負担している。カラーノの窮状を知り、手を差し伸べたという。なお、マスクが所有するXの広報は「X社の言論の自由に対するコミットメントの証として」支援することにしたと説明している。
実は、マスクとディズニーとの間には以前から緊張があり、マスクが反ユダヤ主義的な投稿をしたことを受けてディズニーが広告出稿を取りやめた後、マスクはディズニーのCEO、ロバート・アイガーを公然と批判し、米ニューヨーク・タイムズ紙が主催するイベントでアイガーに向かって罵声を浴びせている。こうした背景が、カラーノの訴訟支援の動機の一端をなしていると見る向きがある。
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