林遣都、第1子誕生に立ち合えたのは、ムロツヨシのおかげ!「生涯忘れられない日になった」
2024年2月9日 19:40

国民的時代劇「忠臣蔵」に、“身代わり”という斬新なアイデアを加えた土橋章宏氏の小説を映画化した「身代わり忠臣蔵」の初日舞台挨拶が2月9日、東京・丸の内TOEIで行われ、主演のムロツヨシ、共演する川口春奈、林遣都、河合勇人監督が登壇。当初、出席予定だった永山瑛太は、体調不良を理由に急きょ欠席となった。

江戸城内で赤穂藩主に斬られた吉良上野介が、逃げ傷で瀕死の状態に陥った。逃げて死んだとなれば武士の恥、お家取り潰しも免れない。そんな一大ピンチを乗り越えるため、上野介にそっくりな弟・孝証を身代わりにして幕府を騙し抜く前代未聞の作戦が実行される。
主人公・吉良孝証と、その兄・吉良上野介を1人2役で演じ、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分けたムロは、「ぜひ、この土日に劇場にお邪魔して、笑い声を聞きたい。お笑い声が起こるであろうし、起きてほしい」と切なるアピール。最近では、大河ドラマ「どうする家康」で豊臣秀吉も演じており、「次は皆さんが知らないであろう、僕の坂本龍馬をお見せしたい」と時代劇に対する意気込みを燃やした。

林は、吉良家で上野介の側近として務め、孝証に奇想天外な身代わりミッションを発案する吉良家家老・斎藤役で新境地。舞台挨拶では、「家族が今日、映画を見てくれて、すっごく面白いと言ってくれた」と客席に報告した。
また、撮影中の思い出が話題にあがると「たくさんあるんですけど、どうしても言いたいことが」と切り出し、本作の撮影中に、妻で俳優の大島優子が第1子を出産した際のエピソードを披露。当時、林は京都の撮影所にいたといい「その日の夜に、新幹線に乗れたら、立ち合えるかな。でも、厳しいかなというタイミングだった」と振り返った。


そこで、ムロが河合監督や現場のスタッフに進言し、林の出演シーンを優先的に撮影することに。林は「1分1秒でも短縮できるように、カットが終わるたびに、『次、次』と。ムロさんは、待機場所に戻らず、ずっと現場に立ってくださった」と明かし、「おかげで間に合って、出産に立ち合えた。生涯忘れられない日になった」と1年以上前の出来事に、いまも感激しきり。さらに「子どものへその緒も切ることができた。ムロさんの心づかいがなければ、切れなかったですし、もはや、ムロさんが切ったと言っても過言ではない。本当にかっこいい方」と最大限の感謝を伝えていた。
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