実写「十角館の殺人」奥智哉&青木崇高が“コンビ”に キャスト一挙発表
2024年2月7日 07:00

綾辻行人氏の傑作小説をドラマとして実写化した「十角館の殺人」のキャストが発表された。元ミステリ研究会メンバー・江南孝明役で奥智哉(「仮面ライダーリバイス」「ラストマン 全盲の捜査官」)がドラマ初主演を務め、江南と謎を追い求めることになる島田潔役で青木崇高(「犯罪都市 NO WAY OUT」「ゴジラ-1.0」)が共演する。3月22日からHuluで独占配信。
原作は、ある1行で事件の真相を描くという大胆な手法で衝撃を与えた傑作小説。「晴れのち晴れ、ときどき晴れ」の内片輝が監督、「半沢直樹」「下町ロケット」「家政夫のミタゾノ」などの八津弘幸が脚本を手掛ける。
十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島(つのじま)。1986年、“十角館”を建てた天才建築家・中村青司は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げていた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。
その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明のもとに“死んだはずの中村青司”から1通の手紙が届く。十角館に滞在するミス研メンバーと死者からの手紙。偶然とは思えない――。江南は調査を進めるなか、島田潔という男と出会い、行動を共にしていく。
一方、十角館では、ミス研の1人が何者かに殺害される。疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち。孤島である角島から出ることができるのは、1週間後。2つの物語から起こる想像を超えた衝撃の結末とは。

脇を固めるキャスト陣も一斉に発表された。江南をいつも気にかけているアパートの大家・松本邦子を濱田マリ、十角館で起きた事件の真相を追う刑事であり、潔の実の兄・修を池田鉄洋が演じる。
悲惨な事件が起きた青屋敷の元庭師で、現在は行方不明となっている吉川誠一を前川泰之、中村青司の妻であり青屋敷で謎の死を遂げた中村和枝を河井青葉。行方不明となっている吉川誠一の帰りを本土で待つ妻・吉川政子を草刈民代、そして、中村青司の実の弟であり、島田の友人である中村紅次郎を「東京03」の角田晃広、青屋敷と十角館を設計した天才建築家であり、青屋敷で死亡したとされる中村青司を仲村トオルが演じる。
主演を務めた奥は、共演の青木について「お芝居だけでなく、人としての在り方についても教えていただき、撮影期間は学び溢れる刺激的な毎日を過ごすことができました」と感謝。青木は10年の付き合いだという内片監督とのエピソードを明かしている。コメント全文は、以下の通り。あわせて、特報映像(https://youtu.be/UKon-o4nvGY)とキービジュアルが披露された。
「十角館の殺人」という世界中のミステリーファンに愛され続けている作品の実写化ということで、とんでもない作品に主演として携わるんだというプレッシャーを感じていましたが、内片監督がクランクイン前から撮影期間中もずっと僕たち役者に寄り添い続けてくださり、そのおかげでなんとか乗り越えることができました。
また、島田役の青木崇高さんからはお芝居だけでなく、人としての在り方についても教えていただき、撮影期間は学び溢れる刺激的な毎日を過ごすことができました。
素敵なキャスト、スタッフみんなで誠心誠意を込めて作った作品になっています。
原作ファンの方々には「どうやって実写化しているのか」を早く見ていただきたいですし、はじめての方には衝撃の結末を早く味わっていただきたいです。
配信スタートをお楽しみに!!
内片監督とはもう10年ものお付き合いで、多くの作品でご一緒しています。
ある現場の立ち話で、「映像化不可能と言いながらどんどん映像化される中、本当に映像化不可能な作品は果たしてあるのか?」という内容で盛り上がったとき、監督が挙げたのがこの「十角館の殺人」でした。
時を経て、制作が決定したと聞いたとき、私は耳を疑いました。
いや内片監督、不可能なんでしょ!?と。
なぜこの作品を?まさに監督自身がミステリー。
さあ、ナポレオンもびっくりの「十角館の殺人」お楽しみあれ!
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