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大沢たかお、主演したプライムビデオ注目作「沈黙の艦隊」は「何としても結果を残さないといけない」

2024年2月3日 12:00

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主演・製作を担った大沢たかお
©2024 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. かわぐちかいじ/講談社

大沢たかおが主演・製作を担い、かわぐちかいじ氏の大ヒットコミックを実写化したAmazon Originalドラマ沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~が、2月9日からPrime Video(プライムビデオ)で世界独占配信される。

日本のAmazonスタジオが巨額の製作費と技術の粋を投入したほか、豪華キャスト&スタッフが結集し創出された本作。プロデューサーにも名を連ねる大沢は、“世界で戦える渾身作”だとし、「何としても結果を残さないといけない」と意気込みを語る。どれほどの情熱が注がれたのか、彼の言葉から紐解いていこう。



大沢たかおの主演で実写化され、2023年秋に公開された映画「沈黙の艦隊」に、劇場版未収録のシーンを追加し、さらに劇場版のラスト以降の物語を描く全8話の完全版ドラマ。

Prime Videoが日本の劇場版映画を製作し、その後ドラマシリーズとして全世界に配信をするのは初の試みとなる。制作は、映画「キングダム」シリーズや「ゴールデンカムイ」などのヒット大作を手がけるクレデウス。日本のエンタテインメント作品では初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合し、臨場感たっぷりの映像世界を創出した。

全8話で構成される本シリーズの前半は、劇場版のストーリーをより多くの登場人物にフォーカスをすることで、人間ドラマに更に厚みを持たせて描く。後半の見どころは劇場版の続きとなる沖縄沖海戦、東京湾海戦が舞台となる壮大なバトルシーンだ。

2月9日からPrime Videoにて世界240以上の国と地域に独占配信(2月9日に1~6話、16日に7~8話を配信)。


大沢たかおが語る「沈黙の艦隊」への自信】


かねてより世界中の良作・傑作と対等に評価されるような日本の作品を生み出すべく、プロデューサーとしても活動してきた大沢。「沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~」は、そんな取り組みが実を結ぶ一作だと、手応えを感じているようだ。

自信の理由は、日本ドラマとしては規格外のスケールで行われた撮影にある。

大沢「本当にすごいプロジェクトだと思うし、日本がさらにいい映画やドラマを作って、世界と戦えるようになるための先駆者になるので、何としても結果を残さないといけない」

自衛隊の全面協力の元、日本で初となる実物の潜水艦を使用して撮影を敢行。巨大セットの建設や、クレーンでの大規模撮影のほか、最新のCG技術で潜水艦の描写に迫真性をプラスし、世界レベルとも言える“入魂の映像世界”を実現してみせた。

大沢「現場はものすごい集中力と情熱で動いていました。皆さんが想像つかないくらいの労力とエネルギーを使っています」

さらに、物語は国際秩序や核兵器という、世界が直面する重厚なテーマにも切り込んでおり、国内外の観客へのメッセージが込められている。大沢は「みんなが見たことのない映像とストーリーになっていると思うので、世界中の人に伝わって『日本の人でもここまで作るのか!』と思われたら、我々のやる意味があると思います」と明かす。

本作は2月9日から、Prime Videoにて240以上の国や地域に向け世界配信。大沢をはじめ日本トップレベルの才能が完成させた渾身の一作が、どのように受け止められるのか、目を離すことができない。

執筆者紹介

尾崎秋彦 (おざき・あきひこ)

映画.com編集部。1989年生まれ、神奈川県出身。「映画の仕事と、書く仕事がしたい」と思い、両方できる映画.comへ2014年に入社。読者の疑問に答えるインタビューや、ネットで話題になった出来事を深掘りする記事などを書いています。


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