「身代わり忠臣蔵」あらすじがしっかりとわかる！　個性強めなメンバー登場のキャラクター映像公開

本作は、土橋章宏氏による同名小説を映画化したもの。大石内蔵助（おおいしくらのすけ）率いる忠義の赤穂浪士達が、亡き殿・浅野内匠頭（あさのたくみのかみ）の仇である吉良上野介（きらこうずけのすけ）への討入を成し遂げる時代劇「忠臣蔵」に、“身代わり”という斬新なアイデアを加えたもの。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会

ムロは主人公・吉良孝証（きらたかあき）と、その兄・吉良上野介を1人2役で演じ、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分ける。大石内蔵助役は永山瑛太が担い、吉良邸に仕える侍女・桔梗役で川口春奈が出演。さらに、林遣都が吉良家家老・斎藤役、北村一輝が五代将軍・徳川綱吉役、柄本明が徳川家の側用人・柳沢役で共演する。脚本には原作者の土橋を迎え、「総理の夫」「かぐや様は告らせたい　天才たちの恋愛頭脳戦」の河合勇人監督とタッグを組む。

このほど公開された映像では、吉良家の当主・上野介が斬られ、お家滅亡の危機に瀕した吉良家のピンチを救うべく、白羽の矢が立ったのは、兄と顔がうりふたつの弟・孝証。幕府をダマす前代未聞の“身代わりミッション”を金に目が眩みしぶしぶ引き受けながらも、時に喜怒哀楽し、徐々に心境が変化していく。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会

そんな吉良家と敵対関係にあるのが、赤穂藩家老の大石内蔵助（永山瑛太）。仕事もサボり気味で腰抜けの大石は、赤穂藩主の切腹によって仲間から吉良家へ討ち入りの決断を迫られ、その板挟みゆえ頭皮にまで…。そんな中、孝証とお互いの素性を知らずに絆を深めていくこととなる。吉良家に仕える女中の桔梗（川口春奈）は、兄から不憫な扱いを受ける孝証に手を差し伸べる、健気で心優しき女性。孝証が殿に扮装しているとは知らずのはずが、殿の変化に勘付く様子も。

そして同じく吉良家で上野介の側近として務め、孝証に奇想天外な身代わりミッションを発案する斎藤宮内（林遣都）。上野介からパワハラを受け続けてきたあまり、内なるM気質を開花させてしまうクレイジーな家臣だ。ムロと林の息のあった“大胆”な掛け合いも見どころの一つとなっている。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会

ほか、頭のネジがぶっとんだ吉良家の剣客・清水一学（寛一郎）、吉良のパワハラにブチ切れた若き赤穂藩の藩主・浅野内匠頭（尾上右近）、犬を愛しすぎる、凛々しいクセ眉の将軍・徳川綱吉（北村一輝）、幕府の裏を牛耳る真の権力者・柳沢吉保（柄本明）と、錚々たるメンバーの個性が光る映像だ。

「身代わり忠臣蔵」は、2月9日に全国で公開される。

(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会