坂本龍一最後の演奏「Ryuichi Sakamoto | Opus」109シネマズプレミアム新宿で4月26日先行、5月10日全国公開 「The Sheltering Sky」響く予告編
2024年1月17日 10:00

2023年3月に死去した坂本龍一さんの最後のピアノ・ソロ演奏を記録した、長編コンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」(空音央監督)が4月26日より自らが音響監修を務めた109シネマズプレミアム新宿で先行公開、5月10日に全国公開されることが決定。ポスタービジュアルと予告編が披露された。
長年闘病生活を続けていた坂本さんが最後に演奏したソロ・コンサート。2022年9月、東京のNHK 509スタジオで行われた撮影に、2000年に坂本さんのためにカスタムメイドされ、長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノだけで臨んだ。「Merry Christmas Mr. Lawrence」、2023年に発表された最後のアルバム「12」からの曲、初めてピアノ・ソロで演奏された「Tong Poo」まで、自身が選曲した20曲から構成されている。

本作は、坂本さん自身がアプルーブし、入念なポストプロダクションを経て完成した、坂本さんの最初で最後の長編コンサート映画だ。坂本さんが全面的に信頼を寄せた監督と撮影クルーたちが入念に撮影プランを練り上げ、親密かつ厳密な映画空間を生み出している。ベネチア国際映画祭でのワールドプレミア後、山形、釜山、NY、ロンドン、東京と世界中の映画祭で上映され、先月から公開された韓国でも10日間で4万人を動員するなど、世界中からの賞賛を集めている。
このほど披露されたポスターは、音楽家としての人生が刻み込まれた坂本さんの手、長年コンサートで愛用したヤマハのグランドピアノの写真を印象的に用いたデザイン。予告編では様々な角度から坂本さんが映し出され、ベルナルド・ベルトルッチ監督「シェルタリング・スカイ」(90)のテーマ曲「The Sheltering Sky」が奏でられるなど、その他の楽曲の演奏風景、珠玉の映像体験を連想させる。

先行公開を行う109シネマズプレミアム新宿は、坂本さん自らが音響監修を務めたシアター音響「SAION -SR EDITION-」を備える映画館。5月10の公開後も優れた音響設備を持つ映画館での上映が予定されており、ぜひ劇場で極上の坂本さんの演奏を堪能してほしい。
・Lack of Love
・BB
・Andata
・Solitude
・for Johann
・Aubade2020
・Ichimei- small happiness
・Mizu no Naka no Bagatelle
・Bibo no Aozora
・Aqua
・Tong Poo
・The Wuthering Heights
・20220302 - sarabande
・The Sheltering Sky
・20180219(w/prepared piano)
・The Last Emperor
・Trioon
・Happy End
・Merry Christmas Mr.Lawrence
・Opus - ending
(C)KAB America Inc./KAB Inc.
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