木曜劇場「大奥」に山村紅葉、小林きな子、ハシヤスメ・アツコが出演 令和版“スリーアミーゴス”に
2024年1月16日 05:30
小芝風花が主演を務め、1月18日からスタートするフジテレビ系の木曜劇場「大奥」(毎週木曜午後10時)に、山村紅葉、小林きな子、ハシヤスメ・アツコが出演することがわかった。「美味でございます~」というセリフで一世を風靡(ふうび)し、「大奥」シリーズには欠かせないキャラクターである“スリーアミーゴス”を演じる。
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝)は、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
山村が演じるのは、御右筆の昭島(あきしま)。大奥にある書物や記録の全てに精通する、大奥の「生き字引」である。その知識でいろいろな者が訪ねてきたり、代筆を頼まれたりすることで、昭島を訪れる人は一日中、絶えることがない。山村は、山村美紗サスペンスをはじめとする数多くの作品に出演し、2時間ドラマには欠かせない存在で、「大奥 最終章」にも出演した。
小林が演じるのは、御次のお平(おひら)。おいしいものに目がなく、食べ物に対する嗅覚は人一倍あり、長局でお菓子を食べようとする際にはいつのまにかお平が隣に来ている。お平を呼ぶには大きな声を出すより、食べ物の匂いをさせれば良いとまで言われている。小林がフジテレビドラマに出演するのは「やんごとなき一族」(2022年/フジテレビ系)以来、約1年9カ月ぶりとなる。
ハシヤスメが演じるのは、表使のお玲(おれい)。過去のゴシップ的エピソードが大好きで、それをまた他の人に披露するのも大好きという役どころ。ハシヤスメは、2023年に解散した「BiSH」の元メンバー。バラエティー番組で活躍するほか、俳優としても活動し、本作でGP帯連続ドラマ初レギュラー出演を果たす。
木曜劇場「大奥」はフジテレビ系で1月18日午後10時からスタート、初回は75分スペシャル。全編オール京都ロケを実施し、小芝、亀梨のほか、西野七瀬、森川葵、宮舘涼太、栗山千明、安田顕らが出演する。