第81回ゴールデングローブ賞は「オッペンハイマー」が最多5冠!「君たちはどう生きるか」が作品賞(アニメーション)受賞【受賞結果一覧】
2024年1月8日 13:12

第81回ゴールデングローブ賞授賞式が1月7日(現地時間)、米ビバリーヒルズのザ・ビバリー・ヒルトンが開催され、映画部門ではクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が作品賞(ドラマ)、ヨルゴス・ランティモス監督の「哀れなるものたち」が作品賞(ミュージカル/コメディ)を受賞した。
(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
(C)2023 Studio Ghibli宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が作品賞(アニメーション)を受賞。日本作品の同カテゴリー受賞は初。プロデューサーが授賞式欠席のため、プレゼンターを務めたナタリー・ポートマンとフローレンス・ピューが代理でトロフィーを受け取った。
作品賞を含む最多5部門で受賞を果たしたのは「オッペンハイマー」。クリストファー・ノーラン監督が初のゴールデングローブ監督賞を獲得し、壇上で同作に出演したマット・デイモンからトロフィーを受け取ったほか、キリアン・マーフィが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞に輝いた。
今年新設された「シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞」は、「バービー」が受賞した。同賞は、興行成績あるいは動画配信での視聴回数が多く、世界中の観客に支持されたコンテンツに贈られる賞。アカデミー賞を含め、賞レースでは娯楽作がノミネートされないことが多々あり、興行成績賞はこれまで授賞式と縁のなかった視聴者を取り込むことを期待されている。
1944年から開催され、映画・テレビ番組の両分野における功績をたたえてきたゴールデングローブ賞は、2021年に同賞を投票するハリウッド外国人記者協会(HFPA)に黒人会員がひとりもいないという報道が、動画プラットフォームや有名タレントたちによるボイコット運動に発展。23年に持株会社エルドリッジ・インダストリーズとその子会社ディック・クラーク・プロダクション(DCP)により買収され、HFPAは解散した。
そして、投票者は報道当時の100人から300人へ増加。同賞の公式サイトでは、現在の投票者について「75カ国を代表する経験豊かなエンターテインメント・ジャーナリストで構成されている。投票者の47%が女性で、60%が人種的・民族的に多様(ラテン系26.3%、アジア系13.3%、黒人11%、中東系9%)である」と紹介している。
第81回ゴールデングローブ賞授賞式は米CBSおよびパラマウントプラスでライブ放送された。
第81回ゴールデングローブ賞映画部門の受賞結果は以下の通り。
「オッペンハイマー」
「哀れなるものたち」
「君たちはどう生きるか」
「バービー」
「落下の解剖学」 (フランス)
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