【明日公開】「劇場版 SPY×FAMILY」おでかけ案内 予備知識は不要、どの層にもお勧めできる娯楽アクション大作
2023年12月21日 21:00
明日12月22日から「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」が、いよいよ公開されます。12月に入って話題のアニメ映画が続々と公開されていくなか、大本命のひとつと言える話題作です。
東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国5都市・11の劇場では、公開日を迎えた瞬間の22日午前0時から最速上映が実施され、都内の劇場などでは公開初日から複数のスクリーンを用意して1日10回以上の上映を行うところもあります。公開日の22日からIMAX版、12月29日からドルビーシネマ版の上映も行われます。
入場者特典として、原作者の遠藤達哉氏が描き下ろした8ページの漫画などを掲載した小冊子「『SPY×FAMILY CODE: White』Film Files」が、全国合計400万人限定で配布されるのも話題です。ちなみに、同じ「ジャンプ」関連作品の「ONE PIECE FILM RED」では300万人、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」では450万人に初回の入場者特典が配布されました。この数字からも、かなりの期待作であることが分かっていただけると思います。
「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」は、原作者の遠藤氏が監修・キャラクターデザイン原案を務める完全オリジナルストーリーが展開されます。銀河万丈、中村倫也、賀来賢人が声を担当する劇場版オリジナルキャラクターが登場し、劇場版単独で物語が完結すると思われます。
最初にお伝えしておくと、「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」を見るのに予備知識はなくて構いません。原作漫画もテレビアニメ版も知らずに見て十分楽しめるはずです。年配の方からお子さんまで楽しめるファミリームービーとして、クリスマスにカップルで見る映画として、そしてもちろんアニメファンに向けた映画として、どの層もオールレンジで楽しめる娯楽アクション大作なのが、本作の大きな魅力であると思います。そのうえで、事前に知っておくと本作がより楽しめるであろう要素をご紹介します。
「SPY×FAMILY」を知らずとも、アーニャというかわいい子どものキャラクターがいること、アーニャという名前を聞いたことのある方は多いのではないかと思います。
自称6歳の天真爛漫な女の子で、表情がころころと変わり、「がんばるます(がんばります)」「あざざます(ありがとうございます)」など、ちょっと間違えた言葉づかいもキュート。本人は大人びて振る舞っているつもりだったり、ちょっと腹黒い一面を見せたりするところも微笑ましく、テレビアニメ第1期の放送時は「アーニャがかわいい」と大変話題になりました。「SPY×FAMILY」と言えばアーニャと言っていいほど、作品の顔となるアイコンの役割を果たしています。
そんなアーニャは、公開中のディズニー最新作「ウィッシュ」の主人公アーシャと名前が似ているという縁で、「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」と「ウィッシュ」で“奇跡のコラボ”が実現しました。年末年始に、コラボした両作品ともご覧になるのも良いと思います。
「SPY×FAMILY」シリーズは、スパイの父(主人公)、殺し屋の母、超能力者のアーニャ、途中から加わった未来予知能力をもつ犬のボンド、3人と1匹が主要キャラクターです。
アーニャが「ちち」と呼ぶロイドは対立国のスパイ、「はは」のヨルは殺し屋という裏の顔をもち、アーニャ自身も他人の心が読める超能力者であることを2人に隠しています。自身の秘密を隠した赤の他人同士である3人が、それぞれの思惑のために“偽りの家族”を演じているうちに本当の家族のようになっていくというのが「SPY×FAMILY」の基本設定です。
「SPY×FAMILY」の世界では東国と西国が緊張状態にあり、ロイドは西国のスパイとして東国に潜入し、精神科医としてヨル、アーニャと暮らしています。ヨルの弟であるユーリが、ひそかに西国のスパイを取り締まる仕事についているなど、3人+1匹以外のキャラクターの多くも裏の顔をもっています。
アニメ「SPY×FAMILY」シリーズは、話題のアニメ制作会社2社が共同で制作しています。
漫画「ONE PIECE」を1話から再アニメ化する「THE ONE PIECE」の制作を手がけることが先日発表されたWIT STUDIO(ウィットスタジオ)。「けいおん!」以来の女性バンドアニメブームを巻きおこし、2024年には劇場総集編の公開もひかえているテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を手がけたCloverWorks(クローバーワークス)。話題作を次々と送りだし、アニメファンからの人気も高いアニメスタジオ2社がタッグを組み、テレビシリーズでは基本的に2社が交互の話数で制作を担当し、劇場版では両社が共同で制作にあたっているものと思われます。
テレビアニメ第1期の監督は「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」などで知られる古橋一浩氏。最終回間近の「Season 2」では古橋氏と原田孝宏氏が共同で監督を務め、劇場版では古橋監督がアニメーションアドバイザーとして立ち、テレビシリーズで助監督を担当した片桐崇氏が監督を務めています。また、劇場版のシナリオは「機動戦士ガンダム 水星の魔女」シリーズ構成の大河内一楼氏が担当しています。
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