「ザ・クラウン」の女王像を元王室報道官が批判「女王は陰気でも退屈でもありませんでした」
2023年12月21日 11:00
Netflixの大ヒットドラマ「ザ・クラウン」の最終話が配信された。最終となるシーズン6は、パート1を11月16日、パート2を12月14日と2回にわけて世界配信を実施。英国史上最高齢君主として絶大な影響力を持ったエリザベス2世の人生を題材にした伝記ドラマが完結したわけだが、果たして実像にどれだけ近いのだろうか。
エリザベス女王はクレア・フォイ、オリビア・コールマン、イメルダ・スタウントンという3人の女優によって演じられた。米Deadlineの取材を受けた元王室報道官のディッキー・アービター氏は、コールマンとスタウントンの女王像に手厳しい。
「陛下が不機嫌で退屈だった覚えはありません。家族に死者が出たり、飼い犬を安楽死させるときはもちろん陰鬱になりましたが、彼女たちはずっと陰気で退屈な様子で演じていました」
一方で、若き日のエリザベス女王を演じたクレア・フォイは「素晴らしい」と絶賛している。
アービター氏は「ザ・クラウン」の企画・制作総指揮を務めるピーター・モーガンの演出についても「彼のドラマチックライセンス(芸術のために事実から逸脱すること)は度を超えています」と批判。アービター氏のコメントは、「ザ・クラウン」における歴史的正確性とドラマチックな表現のバランスについて、新たな議論を呼び起こすことになりそうだ。
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