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永山瑛太、“20年ぶり映画共演”ムロツヨシの俳優力と人柄を証言!「ムロくんが『忠臣蔵』に爪痕を残すという予感がした」

2023年12月14日 21:00

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永山瑛太(左)、ムロツヨシ(右)
永山瑛太(左)、ムロツヨシ(右)

俳優のムロツヨシが主演を務める映画「身代わり忠臣蔵」の完成報告会見が、赤穂浪士が吉良邸に討ち入りを果たした日であり、“忠臣蔵の日”として制定されている12月14日に行われ、ムロをはじめ、永山瑛太、原作・脚本の土橋章宏河合勇人監督が登壇した。

映画「超高速!参勤交代」や「引っ越し大名!」を生み出した土橋氏による同名小説を映画化した本作。大石内蔵助(おおいしくらのすけ)率いる忠義の赤穂浪士達が、亡き殿・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇である吉良上野介(きらこうずけのすけ)への討入を成し遂げる時代劇「忠臣蔵」に、“身代わり”という斬新なアイデアを加えた。この日ムロは坊主の劇中衣装、永山も赤穂浪士の姿で登場。雪が舞い散る演出の中、四十七士と共に「エイエイオー」と勝ちどきをあげ、会見がスタートした。

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時代劇ヒットメーカーである土橋は、「『忠臣蔵』は日本の伝統が詰まった、世界に誇るコンテンツ。僕もすごくやりたいと思っていた。誰が観てもわかる『忠臣蔵』でありつつ、これまであまりやられていなかった吉良側の視点でやろうと思った」と企画意図を語り、「時代劇も国際的に評価される時代。新しい時代劇を作っていきたい」と熱く意気込んだ。ムロが主人公の吉良孝証(きらたかあき)と、その兄・吉良上野介を1人2役で演じているが、土橋は「ムロさんがとてもうまく演じた。兄弟で境遇が違うので、性格も違ってくる」と巧みに演じ分けたことを称えつつ、「ムロさんをずっと見られる幸せがある。いろいろなムロさんが見られる」と見どころを口にした。時代劇初挑戦となった河井監督も「今回の2役は、ムロさん以外ありえなかった。脚本もムロさんありきで作った。大石役に永山瑛太さんというのも、みんなで一致した意見。2人に関してはほぼ当て書きです」とムロと同様に、大石内蔵助役の永山についても絶大な信頼を寄せていた。

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ムロと永山の映画共演は、「サマータイムマシン・ブルース」の撮影時から約20年ぶりのこと。プライベートでも親交が深いという2人だが、永山は「ムロくんが『忠臣蔵』に爪痕を残すという予感がした。それは、いい意味でも悪い意味でも」と脚本を受け取った時の感想を明かし、ムロも「悪い意味もあるの!隠した方がいい」と大爆笑。永山は「現場に行ってみるとムロくんのパワー全開で、誰も止められないなというか。天才という言葉だけでは片付けられない、ムロくんの人間性が作品の中にすべて映っている。20年前に一緒に映画をやらせていただいてから、いろいろと感慨深いものがありながらも、ムロツヨシという俳優がこの時代に必要なんだなと感じた」と続けた。

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役柄同士が見つめ合って覚悟を決めるシーンもあり、永山は「20年前に出会って、違った道を歩いて来た上で今、巡り会えた。俳優ムロツヨシ、やっぱりすごくいいなと感じた。ぶわっと心に何かがあふれてしまうんじゃないかというシーンだった」としみじみ。ムロも「一対一で会話をするシーンはすごく残っています。(俳優として)ここまで来られたな、まだ生き延びているなあと。どうやったら生き延びられるかと悩みを相談していたこともある。そんなことも乗せられたシーンでした」と2人の歴史やお互いへの思いを重ねられた、特別な作品になったという。

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またムロは、坊主頭について「特殊メイク」だと解説。「1時間くらいかかる」と早朝から現場入りをしなければならなかったそうで、「京都の朝は暗かった」と撮影を振り返りポツリ。「『身代わり忠臣蔵』が終わったら、二度と特殊メイクはしないぞと思っていた。それくらいなら剃るぞ!と思っていた。そうしたらまた大河ドラマで同じ特殊メイクチームと会ってしまった!今年の1月に終わったのに、長い付き合いになった」と偶然にも本作と「どうする家康」で、同じ特殊メイクチームとタッグを組んだと裏話を披露していた。

身代わり忠臣蔵」は、2024年2月9日より全国ロードショー。

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