石田ゆり子、西島秀俊と夫婦役「いつも新鮮な気持ち」 「さよならマエストロ」新キャスト発表
2023年12月10日 04:00

西島秀俊と芦田愛菜が親子役で共演する、2024年1月期のTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」に、石田ゆり子、玉山鉄二、津田寛治が出演することがわかった。「MOZU」シリーズなどで西島と共演してきた石田は、今回も夫婦役で共演。「西島さんとは一体何度目の夫婦役なのだろうと自分でもわからなくなりますが、当然ながら作品ごとに新しい魅力を放って来られるので、いつも新鮮な気持ちで演じております」と話している。
20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた才能あるマエストロ(指揮者)・夏目俊平(西島)。大好きな音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、その情熱はいつも演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚まし、火を灯していた。しかし、音楽以外の能力はゼロで家事は何一つできないポンコツ。超マイペースかつ天然な男でもある。5年前に起きた“ある事件”をきっかけに家族は俊平のもとを去り、俊平自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の廃団寸前の市民オーケストラの指揮をするために数十年ぶりに帰国する。
俊平の娘・響(芦田)は父親とは真逆で音楽を嫌い、音楽の無い人生を送っていた。“ある事件”をきっかけに父と決別したが、突然父が帰国することになり、気まずい同居生活が始まる。
本作の大きな見どころとなっていくのは、廃団寸前の市民オーケストラ「晴見フィルハーモニー」に主人公の俊平がきて、俊平にしかできないやり方で個性豊かな団員たちの悩みを解決していくとともに、オーケストラとしてもう一度立ち上がっていこうとするサクセスストーリー。その晴見フィルハーモニーの団員役として、宮沢氷魚、新木優子の出演を発表されている。
石田が演じるのは、響の母で画家の志帆。俊平の才能と人柄に魅了されて結婚した。結婚後は、画家の夢を捨てて、音楽以外ポンコツな俊平の世話をかいがいしく焼いてきたが、“ある出来事”をきっかけに娘の響と息子を連れて俊平の元を去った。現在は実家のある晴見市に親子3人で暮らしている。その後、俊平には一切連絡を取っていなかったが、ある目的で、晴見フィルの指揮者として俊平を団長の古谷に推薦した。
玉山は晴見市役所観光課の職員で、晴見フィル団長の古谷悟史を演じる。誠実で人との調和を重んじる心優しきファゴット奏者だ。廃団が決まった晴見フィルをなんとか存続させるため、世界的指揮者である俊平を指揮者に迎えようと奮闘する。また、俊平には言えないある秘密を抱えている。
津田が本作で演じる近藤益夫は、晴見フィルのコンサートマスターであるバイオリン奏者で、普段は建設会社の社長。幼い頃からかっこいい指揮者になるのが夢で、晴見フィルの前任指揮者が引退したことでようやく自分の番が来たと心躍っていたが、俊平が現れ敵意を燃やす。クラシックが大好きで語らせると長い。晴見フィルのボス的存在だが、家族からは愛想をつかされている。
「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は24年1月からTBS系で、毎週日曜午後9時に放送。新キャストらのコメントは以下の通り。
大島里美さんの脚本が本当に素晴らしく、どの回も登場人物が皆、魅力的で幸せな気持ちでいっぱいになります。
西島さんとは一体何度目の夫婦役なのだろうと自分でもわからなくなりますが、当然ながら作品ごとに新しい魅力を放って来られるので、いつも新鮮な気持ちで演じております。
私の役は画家なのですが、もともと絵を描く仕事に子どもの頃から憧れがあったので、アトリエのシーンなど本当にワクワクしながら演じております。
素晴らしい人生讃歌のドラマです。
ぜひご覧になってくださいますように。
ここ最近、悪役や眉間に皺を寄せた役が多かった中、ひたすらに純朴で真面目で、市民オーケストラに人生を捧げている役にオファーをいただけて驚きました。自分自身も現場でどんなキャラクターが舞い降りて来るか楽しみながら演じています。プロデューサー、監督からその機会をいただけたので、期待以上でお返ししたい思いと共に大変感謝しております。
廃団寸前の市民オケと元天才指揮者の家族の再生物語。なんの奇抜もなく、ほっこりとした何か懐かしい情熱的な作品で、我々オーケストラチームも練習に多くの時間を費やし、初めての演奏シーンでは、必死に演奏し、圧巻な映像をお届けすることをお約束します。日曜日の夜にご視聴いただいて、月曜日からハツラツな気分になれる作品になっていますので、是非是非ご覧ください。
まさかアラ還になってバイオリンを弾くことになろうとは思いませんでした(笑)。演奏シーンは緊張しますが楽しいです。みんなで一丸となって曲を奏でるって素晴らしいんだなあと思います。特にクラシック音楽は、音楽史に名を残す先生方が途方もない情熱と想像力を駆使して曲を作られたんだということが、練習を重ねるたびに伝わってきます。
コンサートマスターの近藤益夫という役に出会えて、自分の人生が豊かになった気がします。視聴者の皆さんにも音楽の豊かさを感じていただけたらうれしいです。
オーケストラと主人公の家族にまた新たな仲間が加わりました。
石田ゆり子さんは、可愛らしさやお茶目さがありつつ、ふとしたセリフを心に響かせる繊細な芝居をされていて、今回の志帆という役にぴったりだと思い、オファーしました。
玉山鉄二さんに演じていただく古谷は、とても真面目で、でも真面目すぎて笑えてくるような、そんな愛らしいキャラクターです。今回初めてご一緒させてもらいますが、今まで数多くの作品で全く違う表情を見せてくれていた玉山さんなら、場面に応じていろいろな顔を見せる古谷を演じていただけるのではと思い、お願いしました。
そして、津田寛治さんは主人公に最初は敵意を抱く役ですが、貫禄と可愛らしさを併せ持つ津田さんにしか演じられない役になっています。
お二人は楽器初心者ですが、ものすごいアパッシオナートで練習されて、プロの演奏シーンを演じてくれております。そちらも是非お楽しみください。
関連ニュース
二階堂ふみ×韓国の注目俳優チェ・ジョンヒョプ! 心の声が聞こえる主人公×超ストレート&ピュアな留学生の恋を描く「Eye Love You」
2023年11月10日 05:00
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ