海外旅行のバイブル「地球の歩き方」がドラマ化! 旅の素晴らしさを再認識してもらえるような作品に
2023年12月8日 12:00
旅行ガイドブック「地球の歩き方」(株式会社地球の歩き方)を原案にした真夜中ドラマ「地球の歩き方」が、テレビ大阪とBSテレ東で放送されることがわかった。
同シリーズは、1979年創刊以来、約120タイトルを発行。160以上の国・地域を網羅し、のべ200人以上のライター・記者による綿密な現地取材による情報が支持されている海外旅行のバイブル的な存在だ。コロナ禍で売上9割減という危機を迎えたが、「月刊ムー」「ジョジョの奇妙な冒険」「ディズニー」とのコラボ本を発売したほか、20年には初の国内版「東京」、22年には「日本」を発売して大ヒットとなり、過去最高の売り上げを記録した。
「地球の歩き方」シリーズと深夜ドラマ枠の真夜中ドラマがコラボレーションした本作では、旅好きの芸能人が「地球の歩き方」編集部から特集を組んでほしいと依頼を受け、現地へ旅立つところから始まる。取材する国は韓国、タイ、サイパン、ニュージーランド。
4人の芸能人はライターとしてそれぞれ1つの国を担当し、興味・関心の赴くままに現地スポットを自らの足で巡り、新たなグルメや景色、名所、人々に出会うことでその国の新たな魅力を発見し、オリジナル特集ページを完成させていく。4人の個性豊かな芸能人が、どんな出会いや体験をするのか。映像を通じて一緒に旅行をしている気分を味わうことができる。
ドラマは全12話(1話30分)となり、テーマは韓国「名物オモニ特集 ソウル~チェジュ島」、タイ「現代アートの震源地を特集 バンコク~チェンライ~プーケット」、サイパン「七色の海と精霊特集 サイパン島~マニャガハ島~テニアン島」、ニュージーランド「キャンピングカーで巡るマオリの聖地特集 オークランド~レインガ岬」の4つ。キャストは近日発表される予定だ。
真夜中ドラマ「地球の歩き方」は、テレビ大阪で24年1月13日より毎週土曜深夜24時55分、BSテレ東およびBSテレ東4Kでは毎週土曜深夜24時から放送。Leminoで24年1月6日から1週間独占先行配信されるほか、「TVer」にて見逃し配信される。
「地球の歩き方」編集長の宮田崇氏と、プロデュース担当の岡本宏毅氏のコメント全文は以下の通り。
とある日の午後、それはとても退屈な一日だった。中間管理職の私は伝票の締め日なのでひたすらハンコを押す。
あくびが出るか出ないかのタイミングで隣に座っている同期の広報担当がバンバン肩をたたいて声をかけてきた。ビッグニュース!地球の歩き方のドラマをやるって!押印中のハンコがずれるほどの衝撃。
旅はもともとドラマだ。そういえば2024年は「地球の歩き方」45周年。その記念番組だと10年後に語ることにするか。
学生時代、バックパッカーだった私のバイブル「地球の歩き方」をドラマ化する世界線があるなんて、、、本当に人生何があるか分かりません!
では、旅行ガイドブックである「地球の歩き方」をどのようにしてドラマにするのか? まだ多くは語れませんが、通常のドラマではやらないようなチャレンジングな演出にも挑戦するつもりです。撮影前の現時点では私自身も仕上がりが全く想像できない、、、そんな新しい試みにわくわくしております!
コロナ禍で旅に出られなかった多くの皆さんに旅の素晴らしさを再認識、体感してもらえるような作品にできればと考えております。豪華キャストによるドラマ版「地球の歩き方」に是非ご期待下さい!
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。