「モノノ怪」舞台版第2弾「座敷童子」薬売り役・新木宏典ら続投で上演決定 脚本は原作に携わった高橋郁子
2023年12月4日 23:00

アニメ「モノノ怪」の舞台版第2弾として「座敷童子」が舞台化されることが決定した。2024年3、4月に東京と大阪で上演される。脚本はアニメ版で同エピソードを手がけた高橋郁子が担当する。
2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された中村健治監督による「モノノ怪」は、人の情念や怨念にあやかしがとりついた“モノノ怪”を斬ることができる薬売りの男が、諸国を旅しながら、さまざまな怪異に立ち向かっていく姿を描く和製ホラー作品。24年夏には完全新作となる劇場版の全国公開が控えている。舞台版は今年2月に第1弾「化猫」が上演された。
舞台版第2弾「座敷童子」は、アニメの第1~2話で語られたエピソードの舞台化。老舗宿に駆け込んだ訳ありの女・志乃は、お腹の赤子のために泊めてほしいと懇願し、根負けした女将・久代によって開かずの間へと通される。志乃はそこで、居合わせた薬売りとともに奇怪な現象に巻き込まれていく。

「座敷童子」では「化猫」から、薬売り役の新木宏典をはじめ、白又敦、大平峻也、岡田夢以、新原ミナミ、中村哲人、西洋亮、高山猛久が続投。新たに西銘駿(白又とのダブルキャスト)と加藤里保菜が出演する。演出・映像は「化猫」に引き続きヨリコジュンが担当。
東京公演はIMM THEATERで3月21~24日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで3月29~31日に実施。4月4~7日にはIMM THEATERで東京凱旋公演が行われる。特典付きチケットが1万3000円、特典なしチケットが1万1000円。12月24日までオフィシャル先行抽選を受け付けている。
主演の新木と中村監督によるコメント全文は以下のとおり。
アニメ版「座敷童子」を作ることになった時、舞台で活躍されていた高橋郁子さんの顔がすぐ浮かびました。
物語のテーマも高橋さんの描きたいものと「モノノ怪」がどうコラボレーションできるかを優先した結果です。結果かなり生々しいお話になり、自分もニュアンスを掴むため「妊婦さん」にお話を聞いたりして演出に活かしました。
いろいろな要素が「命の誕生」の瞬間にはあり、その前段にもたくさんの「思い」「辛さ」「うれしさ」「必死さ」「不安」「愛」「孤独」などがあることを自分も学んだ作品です。
舞台「化猫」のチームならば、そして高橋さん直々の脚本ならば、見事な舞台として産み落としていただけるはず。大きな産声の予感がしています。
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