「アクアマン」続編と与那国島が海底アトランティス姉妹都市提携！　アンバサダー小島よしおも驚きの海中調印敢行

2023年12月4日 19:00

ジェイソン・モモアが主演を務めるDC映画「アクアマン」続編「アクアマン　失われた王国」のプロモーションとして、“映画「アクアマン　失われた王国」×与那国島”海底アトランティス姉妹都市提携イベントが12月4日、日本最西端の島、与那国島で開催された。アンバサダーを務める沖縄出身のタレント小島よしおが糸数健一与那国町長とともに、姉妹都市提携調印式に臨んだ。

映画「アクアマン」は、海底の“アトランティス王国”を統治する主人公アクアマンが、海と地上の世界を守るため戦う物語。与那国島には、海底に石の神殿を思わせる巨大構造物「与那国島海底地形」があり、約1万2000年前に一夜にして海底に沈んだと言われる“アトランティス大陸伝説”と結び付け、人気のダイビング＆観光スポットとして知られていることから、仮想姉妹都市提携を結ぶ本企画が実現した。

映画「アクアマン　失われた王国」では、5億の海の生物を操る能力に加え、時速160キロで泳ぎ、人間の150倍の力という規格外の能力を持つ彼が、本作では南極の氷河に眠る“失われた王国”の邪悪な力による、すべての海、そして人間界の存亡の危機に立ち向かう。

前日の12月3日に、ワーナー・ブラザースのスタッフらが姉妹都市提携協定書を携えて海に潜り「与那国島海底地形」を訪問。そして4日に海中でサインの一部を書き入れた協定書が、アンバサダー小島の手により糸数町長に手渡され、調印が無事完了した。

糸数町長は、「海中と陸上でこのような姉妹都市を連携するのはおそらく世界初でしょう。『アクアマン』ゆかりの地となったことを誇らしく思います。海と大自然に囲まれたここ与那国島は、文化・歴史、そのすべてがユニークな地であり、映画やドラマのロケ地としても知られ、世界中の皆さまにも、きっとご満足いただける場所です。5億の海の生き物を率いるアクアマンの力を借り、世界の多くの方々に与那国に来ていただきたい」とコメント。島内での映画のプロモーションを通して、町民が豊かになるような島の活性化を目指したいと語った。

調印式会場となった与那国観光協会では、美しい魚群やウミガメなども映し出された海中調印式の神秘的な映像が披露された。小島は「壮大な映像。生き物たちも逃げないし、共存しているのがわかる、まさにアクアマンの世界。これは米CNNのブレイキングニュースですよ！」とジョークを交え驚きのコメント。小島は新ネタの「トライデント・おっぱっぴー」を披露したののち、与那国島のビーチ、ナンタ浜に移動し、魚拓ならぬ人間拓作成に挑んだ。

小島は「いろんな仕事しているけど人間拓は初めて。記念すべき人間拓を与那国でできることが光栄。町長の分も多めに墨を塗って、アクアマンを応援していきたい」と意気込み、アクアマンの武器“トライデント”を携え、墨塗りの肉体を特製シートに刻み付ける。天気が急変し、風雨吹き荒れる悪天候となるも「私のパワーが強すぎた！」とアクアマンさながらに雄たけびを上げていた。

「アクアマン　失われた王国」は、2024年1月12日から公開。与那国島では「海底アトランティス姉妹都市提携」を記念し、町民向けに前作「アクアマン」上映会を実施、与那国島空港での映画のプロモーション、各商店街でのポスターとチラシの掲出、与那国島へ行こう！ソーシャルキャンペーンの展開などを予定している。