亀梨和也の男前な恋愛観「好きになったらしょうがない」 菜々緒&吉岡里帆も惚れ惚れ
2023年12月2日 15:19

2019年の第17回「このミステリーがすごい!」大賞に選ばれた倉井眉介氏の小説を映画化した「怪物の木こり」の公開記念舞台挨拶が12月2日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演の亀梨和也をはじめ菜々緒、吉岡里帆、三池崇史監督が登壇した。
斧で脳を奪い取るという猟奇的な連続殺人犯と追う警察、そして殺人鬼の次なるターゲットになった狂気のサイコパス弁護士・二宮の壮絶なバトルを描く本作。サイコパス役として主演を務めた亀梨は、「いよいよ巣立っていく。どういうふうに育っていってくれるのか」と思いを馳せながら、周囲に感謝を伝えて大きな拍手を浴びていた。



二転三転しながら予測不能なストーリーが展開する本作だが、上映後のこの日の会場は、犯人を当てられたという人は半数以下という割合だった。「(犯人は)あの方でしたね」とニヤリと笑った亀梨は、「話が進むにつれて『この人かな?』『この人かな?』と思わされる。三池監督の手腕に翻弄(ほんろう)されながら楽しんでもらいたい」とアピール。ある出来事をきっかけにサイコパスになった主人公が「本当の自分とは?」と葛藤していく内容については、「みんなにも起きること。置かれている立場や状況によって、自分ではない側面を持って進まなければいけない時もある。観れば観るほど、いろいろなことを考えさせられる」としみじみと話していた。



事件の真相を追いかける刑事を演じた菜々緒は、亀梨演じる二宮と対峙するシーンで「アドレナリンが出た」と告白した。「心臓がバクバクになってしまって、血糖値が上がる感じがあった。マイクが心臓の音を拾ってしまった」そうで、「心臓の音、聞こえませんでしたか? 大丈夫でした?」と質問し、会場の笑いを誘った。二宮の婚約者を演じた吉岡は、感情を爆発させるシーンがある。吉岡は「殴られて、首を絞められて。一番痛めつけられていると思う」と過酷な役だったことを楽しそうに述懐。「完成作を観た時に、うっ血しすぎてヒゲに見えた。首を絞められた時の、赤くうっ血したあとをメイクさんがつけてくださったんですが、知らないおじさんが映ったのかと思った」と笑い、「私は監督のバイオレンス描写が大好き。ギリギリのラインで生々しく見えるようにしてくれる」と信頼を口にしていた。


また「サイコパス男子、サイコパス女子は恋愛対象としてアリ?」との質問が飛び出すと、亀梨は「好きになった方がもしサイコパスだったら、しょうがないなと思う」と回答。吉岡が「男前ですねえ…」と惚れ惚れとすると、亀梨は「だって好きなんだもん。『おう、おう』って思うんじゃない?」と再びドンと受け止めると続けた。「人って、お付き合いをして時間が経過していくと見えてくるものもある。『素敵だな』と思ってお付き合いをして、時間が重なって、相性とかも変化していく。付き合って(相手が)サイコパスだったら、どうにかしますよ」とさらりと語る亀梨に、菜々緒も「皆さん、聞きました?」と大絶賛。会場からも拍手が上がっていた。
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