大谷翔平、常田大希、LiSA、山下智久―国内外で活躍する日本人のドキュメンタリー4選

米メジャーリーグ「エンゼルス」で、唯一無二の二刀流選手としてプレーしている大谷翔平選手。5月に行われたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では日本代表選手としてチームを優勝へと導き、さらにはメジャーリーグで日本人初となる本塁打王に輝いた。本作では、日本を代表する世界的スーパースターへの6時間以上のロングインタビューが実現した。

メジャーに移籍した際の気持ち、WBCでも強い絆を見せた日本人選手に対する思いなど、“いまだから話せる”貴重な発言の数々に加えて、本作のために特別に許可を得て撮影された練習風景や試合映像も交えながら、さまざまなターニングポイントの裏側に焦点を当て、およそ100分にまとめあげた。大谷選手が目標達成のために使っていたという「マンダラチャート」の話題も飛び出す、ファン垂ぜんの内容。松井秀喜氏、ダルビッシュ有選手、栗山英樹氏ら、大谷選手の野球人生に強い所縁のある豪華メンバーも出演している。11月17日から、ディズニープラスで独占配信。

人気ロックバンド「King Gnu」、自身が主宰する音楽プロジェクト「millennium parade」として活動し、多彩な才能を発揮する常田大希のドキュメンタリー。本作は2021年1月、NHK総合で放送された「常田大希　破壊と構築」の拡大版（89分）としてNHK BSプレミアムで放送された「常田大希　TOKYO CHAOTIC」をもとに、クリエイティブチーム「PERIMETRON」プロデュースで、新たなカラーコレクションが施されている。常田が「millennium parade」とともに、オーケストラと現代音楽を融合させた楽曲「2992」の制作に挑む姿をはじめ、謎に満ちたルーツや、貴重なオフの様子などを通して、常に妥協を許さず、音楽と向き合う“破壊と構築”の瞬間をとらえる。Netflixで配信中。

テレビアニメ「鬼滅の刃」の主題歌をはじめ、数多くのアニメ作品の楽曲を手がけ、日本だけでなく世界各国にも熱狂的なファンをもつLiSAのソロデビュー10周年プロジェクトに密着したドキュメンタリー。アブリル・ラビーンに憧れ、バンドを始めた学生時代。失敗を重ねながら、さまざまな現実と向き合い歩んできた歳月を経て、日本を代表するアーティストに成長した現在も、“LiSA”を構成するチームの一員として身を捧げる彼女が、仲間たちとともに目指す次なる夢とは――？　山あり谷ありのキャリアを振り返りながら、タイトルが示す“より良い1日”のため、真っ直ぐに走り続けるLiSAの素顔に迫る。Netflixで配信中。

初の海外ドラマ出演を果たした大型プロジェクト「THE HEAD」、ワインブームの火付け役となった人気コミックを、日仏米共同制作で連続ドラマ化したHuluオリジナル「神の雫 Drops of God」など、俳優として世界に羽ばたき、5年ぶりとなるアルバム発表やアリーナツアー開催など、アーティスト活動も波に乗る山下智久を追ったドキュメンタリー。「韓国」「音楽」「日本」という、3つのテーマによる全10話構成で、いままで見せたことのない素顔、知られざる苦悩に密着し、あくなき挑戦を続ける山下に迫る。待望の「日本編」では、プライベートでも親交があるリリー・フランキーとの神楽坂ロケを敢行。第8話までHuluで配信中。