「BOSCH」原作者、動画配信で最長ドラマは「非常に誇り」
2023年11月6日 07:00

米人気ミステリー作家のマイクル・コナリーが、ロサンゼルス市警の刑事ハリー・ボッシュを主人公としたドラマ「BOSCH ボッシュ」が、動画配信が提供するドラマとして最長記録を更新していることに満足しているとコメントした。
「BOSCH ボッシュ」は、刑事ハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリバー)を主人公にしたミステリー小説シリーズのドラマ化。Amazonのオリジナルドラマとして2014年に開始し、21年にシーズン7で完結。22年からスピンオフ「ボッシュ:受け継がれるもの」がスタートし、シーズン2の配信開始を控えている。
ハリー・ボッシュはオリジナルとスピンオフを合わせて9シーズンにわたって登場していることになり、動画配信サービスが提供するオリジナルドラマとしては最長だ。この点について、コナリーは「ストリーミングの歴史は非常に短いが、それでも私たちは非常に誇りに思っている」と米AP通信の取材に答えている。
なお、コナリーはドラマ版に制作総指揮として参加しており、「書籍版のストーリーをもとにしているが、テレビシリーズでは書籍にない新しいストーリーも探求している。それは非常に楽しい」と語っている。
コナリー原作のドラマといえば、Netflixは「リンカーン弁護士」を配信中。こちらはシーズン2まで配信されている。「リンカーン弁護士」の主人公ミッキー・ハラーと、「BOSCH ボッシュ」のハリー・ボッシュは異母兄弟という設定で、原作では頻繁に共演している。だが、ドラマ版ではそれぞれの配信会社がライバル関係にあるため、実現は難しそうだ。
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