スコセッシ監督、生涯現役宣言 引退示唆のタランティーノにも敬意「彼は作家だ」
2023年10月27日 11:00

マーティン・スコセッシ監督が現役引退の考えがないことを明らかにした。現在80歳の巨匠は、盟友レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロと再タッグを組んだ「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」を完成させたばかり。準備中の待機作を多く抱えており、スピードダウンの様子はみられない。
一方、現在60歳のクエンティン・タランティーノ監督は、映画ファンとして名監督が晩節を汚すさまを目の当たりにしてきた経験から、長編映画10本で引退すると以前から公言。次作「ザ・ムービー・クリティック(原題)」が引退作になるとみられている。
そんななか、米AP通信がスコセッシ監督に直撃。タランティーノ監督が現役引退を考えていることについて聞くと、「彼は作家だ」と自分とは違ったタイプの映画監督であると説明。
「私は物語を思いつく。他の人を通して物語に惹かれる。すべて違う手段、違う手法なんだ。私は作家を尊敬しているし、なれたらいいなと思っている。一人で部屋にこもって、小説を執筆することができたらどんなに素晴らしいことかと思う」
タランティーノ監督は、映画監督を引退したあとは、テレビドラマの演出家や小説家に転向するとみられている。
「私はまだあらゆることに興味を持っている」と、スコセッシ監督は続ける。
「もしなにかに興味を抱くことができれば、映画化の方法を考えつく。ただし、その題材に好奇心を掻き立てられなくてはいけない。幸いなことに、私はまだ好奇心を持っている」
スコセッシ監督は今後も精力的に映画を作りつづけていくことになりそうだ。
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