松岡茉優&窪田正孝が本音を語り合う! 「愛にイナズマ」クランクアップインタビュー映像公開
2023年10月26日 15:00

石井裕也監督作「愛にイナズマ」で初共演を果たした松岡茉優と窪田正孝のインタビュー映像が披露された。映像には、クランクアップ直後に衣装のまま真剣に本音を語り合う2人の様子がとらえられている。
本作は、石井監督がオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ。“アフターコロナ”の世界を舞台に、社会の理不尽さに打ちのめされた恋人たちが10年ぶりに再会した家族の力を借りて反撃を仕掛けるさまを描く。

長年の夢だった映画監督デビューを目前に、すべてを奪われた花子(松岡)。イナズマが轟く中、反撃を誓った花子は、運命的に出会った恋人の正夫(窪田)とともに、10年以上音信不通だった家族のもとを訪ねる。妻に愛想を尽かされた父・治(佐藤浩市)、口だけがうまい長男・誠一(池松壮亮)、真面目ゆえにストレスを溜め込む次男・雄二(若葉竜也)。そんな家族が抱える“ある秘密”が明らかになった時、花子の反撃の物語は思いもよらない方向に進んでいく。

石井組初参戦の松岡は、石井監督が熱量をもって書き上げた脚本を初めて読んだとき、「やり切れる自信がなかった」と明かす。脚本のもつエネルギーに圧倒されながらも、「『できない』と思っているってことは、自分の(心の)奥の琴線に触れているってこと」だと感じ、「(理不尽な世界に正面から向き合う)花子の気持ちを私が代弁させてもらいたい」と演じる覚悟を決めた。

一方、窪田は「石井さんが書き下ろした脚本ということに、まずすごく興味がありました」と振り返り、「(今の世の中に対して)愛を込めて皮肉めいたメッセージがちりばめられていた」こと、それが「日ごろ自分が疑問に感じていたことと一致した」ことで「燃える何か」を感じたという。
お互いの印象に話が及ぶと、松岡は窪田に対し「柔軟で軽やかで優しくてフラット」と尊敬の眼差しを向け、窪田も松岡に対し「お芝居へのアプローチの多彩さ、多面さ、吸収率の高さがすごかった。毎日圧倒されてました」と褒めたたえ、松岡は照れくさそうな表情を浮かべた。
松岡は「『不器用だけど一所懸命生きているあなた』にはきっと届く物語」と作品の魅力をアピール。窪田も「人間の本質をついた、体にイナズマが走るような作品」と太鼓判を押した。
「愛にイナズマ」は、10月27日より全国ロードショー。
(C)2023「愛にイナズマ」製作委員会
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

クレイジーすぎてヤバい映画
【みつけました】超大作をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年…ってどんな映画!?
提供:Henge