「バービー」や「スター・ウォーズ」の仮装も禁止? 米俳優組合のハロウィンルールに俳優陣が猛反発
2023年10月25日 11:00

映画会社や配信会社に対してストライキを実施中の米俳優組合(SAG-AFTRA)が、組合員に対して提示したハロウィンの仮装に関するルールが物議を醸している。
労使交渉のもつれから、SAG-AFTRAは使用者にあたる業界団体のAlliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)が関与する作品への出演や宣伝をボイコットしている。
そしてこのほど、SAG-AFTRAの上層部はハロウィンの衣装に関しても新たなルールを提示。ハロウィンで、AMPTPが関与する作品の衣装を着用することを禁止した。AMPTPといえば、映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体であることから、「バービー」からマーベル作品、「スター・ウォーズ」など、およそすべての有名キャラクターに扮することは許されなくなる。
このルールに対し、組合員から反発が起きた。メリッサ・ギルバート前会長は「ハロウィンにどんな仮装をしようと誰も気にしない。こんな幼稚なことでストライキを終わらせられると思ってるわけ?」とインスタグラムに投稿。人気俳優のライアン・レイノルズは、「うちの娘が『スト破り』と一晩中罵声を浴びせられることを楽しみにしている。彼女は組合員ではないが、教訓を学ぶまたとない機会だ」と皮肉たっぷりにXにポスト。
その後、SAG-AFTRAの上層部は会員に釈明を送付。「これはホリデーシーズンにどうしたらストを支援することができるかという質問に答えるために作成したガイドラインです。皆さんのお子さんの仮装を禁じるものではありません」
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