「すみっコぐらし そらいろのまいにち」映画公開を記念して初テレビアニメ化! 「Perfume」がナレーションに挑戦
2023年10月24日 08:00
「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」(11月3日公開)の公開を記念して、映画最新作にもつながる「すみっコぐらし」の原点を描いた絵本「すみっコぐらし そらいろのまいにち」がテレビアニメ化されることがわかった。全5話で、第1話は10月26日から日本テレビ系(関東ローカル・午前4時20分~)で放送される。本上まなみがナレーションを務めるPV(https://youtu.be/GGvXm1_kIjY)と、映画最新作で主題歌を担当し、テレビアニメでナレーションに初挑戦する「Perfume」のコメント映像(https://youtu.be/kFOCQJvGkH0)が公開された。
原作は60万部のベストセラー「絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち」(2018)。ねこ、とんかつ・えびふらいのしっぽ、とかげ、しろくま、ぺんぎん?のそれぞれの過去のエピソードや、どんな風に出会ってすみっこに集まってきたのかなど、すみっコたちの気持ちと空模様をリンクしながら綴られている。
テレビアニメでは、絵本の世界観そのままに、今につながるすみっコたちの5つのストーリーを優しい手描きのタッチで表現。監督は「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」の作田ハズムが手掛け、脚本は映画第2弾「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」の吉田玲子が担当。各話5分尺の中で、映画版では多くを語られていないすみっコたちの過去や悩みに優しく丁寧に寄り添う。
本上がナレーションを担当したPVでは、優しい語りとともに、まだすみっこに集まる前の、それぞれの場所にいた頃のすみっコたちが描かれ、ラストには、青空、夕焼け空、夜空、雪空、雨空に加え、虹の掛かった色とりどりの空を見上げるすみっコたちの姿が映し出される。
本上は、11月5日放送予定の映画公開記念特番「news zero 特別版 “すみっコ”たちはなぜひとびとを魅了するのか?」(午後4時~)にも出演。子どもだけでなく大人からも熱い支持を集める「すみっコぐらし」の人気の秘密に迫る。同番組では、「アニメ すみっコぐらし そらいろのまいにち」(全5話)も一挙放送する。
テレビアニメのナレーションに初挑戦した「Perfume」は、三人三様の表現豊かな声で、絵本ならではの繊細な世界観をアニメーションとともに再現。あ~ちゃんは、「すみっコぐらしのみんなはこういう気持ちを持っていたんだと、大人の私がぐっと感動してしまうシーンがいくつもあって。歌詞のようなセリフが歌を歌っているみたいでした。すみっコたちのやさしい気持ちを人にも向けられたら」とコメント。
かしゆかは「日常生活で何気なく目にしているものにフォーカスを当てて気持ちを考えるようなお話です。お子様だけでなくぜひ大人にも見ていただきたいです」と話し、のっちは「実はとかげが推しだったので、担当が決まったときはやったー!ってベッドの中で喜びました。知らないとかげの一面を知れて奥深いなと愛が増しました」と語った。
キービジュアルは、虹の掛かる青空に、すみっコたちそれぞれの思い出が写真のように散りばめられ、「みんなどうしてすみっこにいるの?」というコピーが物語のはじまりを予感させる。
「アニメ すみっコぐらし そらいろのまいにち」は日本テレビ(関東ローカル/他エリア調整中)にて10月26日午前4時20分より放送。11月5日午後4時放送予定の映画公開記念特番内でも全5話を一挙放送する。
制作陣のコメント全文は以下の通り。
「ちょっぴりネガティブなところがあるすみっコたち、それぞれに共感できて少し心が軽くなる」
これはすみっコぐらしを生み出した時から大事にしているコンセプトですが、そのコンセプトそのままの1冊が「そらいろのまいにち」です。
このお話を知ると、映画やグッズなどもより深く楽しんでいただけるようになるのでアニメを通じてたくさんの方に届けられることを願っています。
この『そらいろのまいにち』は、メインキャラクターが集まるまでの前日譚的な内容で、映画で活躍するすみっコたちのことがより好きになる!という作品になっています。
映画の「よそいき」なすみっコたちも可愛いですが、『そらいろのまいにち』ではみなさんのよく知るいつものすみっコたちが楽しめますので、是非ご覧ください!
空はいつも青いわけではない。だから見上げた空が真っ青だと、何だかうれしい。曇った日があるから、うれしい。
すみっコたちのまいにちも、わたしたちのまいにちも同じなのかもしれません。小さなすみっコたちのミニアニメーションをお楽しみください。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。