最狂の“本能寺の変”を描く衝撃作「首」 北野武監督史上初のIMAX上映が決定
2023年10月23日 07:00

北野武(ビートたけし)監督が構想に30年を費やした戦国エンタテイメント大作「首」のIMAX上映が決定した。北野武監督作品では、初の試みとなる。あわせて、IMAX版ポスタービジュアルも披露された。
北野監督が初期の代表作の1本「ソナチネ」と同時期に構想し、30年もの長きに渡って温めていた本作は、巨匠・黒澤明が生前「北野くんがこれを撮れば、『七人の侍』と並ぶ傑作が生まれるはず」と期待していた念願の企画。“本能寺の変”が、戦国武将や忍、芸人や百姓といった多彩な人物の野望や裏切り、運命とともに描かれている。
全国354館での公開となる通常版に加え、全国49館のIMAXスクリーンでの上映が決定。これにより、合計403館で上映予定となる(上映館数は予定のため、変更となる可能性もある)。
最新鋭の映像制作技術を最大限に駆使したIMAXは、床から天井、左右の壁から壁まで広がる大スクリーンに映し出される鮮明な映像と、高精度なサウンドが特徴だ。300人近くのエキストラを動員したド迫力の合戦を始めとしたアクション、狂った武将たちによる目の離せないドラマを、余すところなく映画館で体感することができる。
IMAX版のポスタービジュアルは、物語の鍵となる燃え盛る本能寺に立つ、不穏な人物の後ろ姿があしらわれたもの。狂乱の戦国の世を生きる織田信長(加瀬亮)、羽柴秀吉(ビートたけし)、徳川家康(小林薫)、明智光秀(西島秀俊)といった武将たち、そして忍・芸人・百姓…それぞれの野望、欲望、裏切り、策略が入り乱れた先に待ち受ける、日本史上最大のクーデター“本能寺の変”。北野監督の解釈でどんな結末へと向かうのか――。
「首」は、11月23日から全国公開。
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