“墜落”するなら、海か陸かどっち? 緊迫の映画「ロスト・フライト」 機長が最悪の二択に迷う本編映像
2023年10月20日 12:00

航空機パニックと脱出サバイバルが融合したハイブリッド・サバイバルアクション「ロスト・フライト」(11月23日公開)の本編映像が、このほど披露された。
4万フィートの上空から世界最悪の島へ不時着という、危機的状況をシュミレーションした本作。本編映像では、ジェラルド・バトラー演じる機長が、はるか上空で航空機の電気系統が全滅、かつ真っ暗闇でほとんど視界がないなか、懸命に不時着場所を探す緊迫の場面をとらえた。「地表接近! 地表接近!」。海か陸か、機長は最悪の二択に迫られる。
悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。
乗客を守るべく奮闘するトランス役をジェラルド・バトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイケル・コルター。元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、「アサルト13 要塞警察」「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。

早朝3時3分発・東京行きの119便。計器も故障し、現在地も方角もわからないまま、ほとんど墜落に近い状況で徐々に高度を下げていく。
暗闇のなか、乗客の命を守るため、トランス機長は手を尽くす。そこで発見する一筋の希望の光……陸地だ! 「どこだかわかるか?」。計算する副機長、揺れる機体。「この辺りかと」、副機長が地図を片手に割り出した。同時に「地表接近! 地表接近!」と警告音が鳴り響く。「音声は生きてる」。トランス機長は生死の瀬戸際にも冷静さを失わない。
「残り90秒です」、副機長から電源喪失までのカウントダウンが告げられる。「もう少しいける」、そう自分に言い聞かせるトランス。しかしもう地表は目の前、着陸は見るからに不可能だ。「海のほうがましか……」、果たして彼らの運命は――?
本シーンのために、バトラーは飛行機の仕組みやコックピットの情報を頭に叩き込んで撮影に臨んだそう。リシェ監督は「ジェリーは真に迫った労働者階級のヒーローを演じる。観客は彼と一緒に全てを体験しているように感じる。トランスが困ったことになると、それを感じることができるし、彼の勝利も自分のことのように感じられるよ」と話しており、本編映像ではその一端を垣間見ることができる。
「ロスト・フライト」は11月23日から公開。
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.
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