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中島健人、激動の渦中も「作品を送り出すことが自分の使命」

2023年10月20日 19:59

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中島健人
中島健人

中島健人堤真一が親子役で共演を果たした「おまえの罪を自白しろ」の公開初日舞台挨拶が10月20日に丸の内ピカデリーで開催され、中島と堤をはじめ、池田エライザ山崎育三郎尾野真千子水田伸生監督が出席。「最高のメンバーがそろった映画」と完成作に胸を張った中島が、「個人的には正直、この数カ月は“激動の数カ月”を過ごさせていただいております。その“激動の数カ月”の中でも、この作品を送り出すことが自分の使命だと思っています。劇場でこのすべてを、皆さんに捕まえていただけたら」と力強く語った。

人気作家・真保裕一氏の同名小説を、映画「謝罪の王様」や「あやしい彼女」などの水田監督が映画化した本作。国会議員の宇田清治郎(堤)の幼い孫娘が誘拐され、犯人からは身代金ではなく「おまえの罪を自白しろ」という要求が届く。清治郎の息子で議員秘書を務める晄司(中島)は、家族の命を救うために前代未聞の大事件に挑んでいく。

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会場を見渡した中島は、「ついにこの日が来たかという気持ちで、胸がいっぱいです」と感無量の面持ち。「劇場映画に主演させていただくことは、5年ぶりくらいになります。このような素敵な機会、作品を与えてくださり、心から感謝しています」とお礼を述べ、拍手を浴びた。さらに宣伝期間を振り返った中島は、「この日のために昨今の中で一番テレビに出て、久々に芸能人をしたなと思います」とにっこり。「それくらいのメディアへの出演を、宣伝チームの方に組んでいただいた。光栄なこと」と感謝しつつ、「いよいよレッドカーペットステージの上で、皆さんにこの映画を届けることができて本当にうれしい」とステージに敷かれた真っ赤な絨毯を噛み締めていた。

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親子役として中島と初タッグを組んだ堤は、「普段から真っ直ぐな人なので、自然とみんなを引っ張っていく力がある。無理することなく、映画の現場でもちゃんとした存在感(で立っていた)。よくやっていました」と中島の座長力を絶賛。中島は「堤パパ、ありがとう」と愛情を込めながら微笑んだ。また水田監督も「試写会では、真保先生が私の隣で観てくださっていた。映画が終わったと同時に『すべての出演者の芝居がすばらしい』とおっしゃってくださった。それをまとめた座長の力もある。皆さんのことを誇りに思っています」とキャスト陣を称えていた。

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撮影時には堤から中島へ「馬刺しを送る」という約束をしていたそうだが、司会から「その後、その件はどうなったんですか?」と質問が上がる場面もあった。堤が「なんでそんなことを覚えているんですか」と驚くと、中島は「世間では問題になっていましたから。撮影から1年が経って、馬刺しがまだ送られてこない。この問題は、どうなったんでしたっけ?」と冗談混じりに追求。

堤は「今日、持ってきましたよ」と告白して、会場から大きな拍手を浴びた。中島が「ありがとうございます!」と大喜びする中、堤は「ホテルの冷蔵庫に入れてもらっている。本当にすぐに食べてね。量、結構あるよ。お友だちと食べて。生姜をすってね。醤油もちゃんと入っているから」と馬刺しの食べ方を指南。中島は「すごいですよね。しかも公開初日に、しっかりと約束を守ってくれる。素敵なパパです」と堤のはからいに惚れ惚れとし、「終わってからすぐに食べます」とうれしそうに語っていた。

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