サウジアラビア版「地獄の黙示録」!? ド派手アクションの裏側、お茶目なジェラルド・バトラーを映すメイキング映像
2023年10月19日 19:00
ジェラルド・バトラー主演で、実体験に基づく極秘任務の真実を描く「カンダハル 突破せよ」から、メイキング映像(https://youtu.be/txcTWimhHoM)とメイキング写真がお披露目。ド派手アクションの裏側や、撮影中のお茶目なバトラーの姿が切り取られている。
本作の題材は、米国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していたミッチェル・ラフォーチュンが、元CIA・NSA局員のエドワード・スノーデンによる2013年の内部告発・情報漏洩事件と同時期に経験した実体験。自ら脚本を担い、複雑な中東情勢を踏まえたリアリティと、手に汗握るスリルとアクションを兼ね備えたエンタテインメントを書き上げた。バトラーとは「エンド・オブ・ステイツ」「グリーンランド 地球最後の2日間」に続く3度目のタッグとなるリック・ローマン・ウォー監督がメガホンをとった。
イラン国内に潜入中のCIA工作員トム・ハリス(バトラー)は、核開発施設の破壊工作に成功。しかし、その直後、CIAの内部告発で機密情報が漏洩し、全世界に正体が明かされる。即刻ミッションを中止し、中東からの脱出を図る彼が目指すのは、400マイル離れたアフガニスタン南部のカンダハルにあるCIA基地。30時間後に離陸する英SAS連隊の飛行機に乗らなければ、生き残るチャンスはない。しかし、行く手にはさまざまな勢力が立ちはだかり、敵・味方の入り乱れる壮絶な死闘と追跡劇が繰り広げられる。
メイキング映像では、ウォー監督が「サウジアラビア版の『地獄の黙示録』だ」と語る通り、広大な砂漠での大爆破や、暗闇でのヘリコプターとの戦闘など、手に汗握るアクションの撮影風景を活写。さらに、敵地からの脱出を図るトムと、トムを追うパキスタン軍統合情報(ISI)のエージェント・カヒル(アリ・ファザル)の1対1の銃撃戦という緊迫したシーンから一変、「勝ったぞ!」と拳を突き上げるバトラーのコミカルな姿も。泥だらけのバトラーが、ウォー監督とともに、「最高の週だよ」「全くだ」と語り合う、ほほ笑ましい光景も確認できる。至るところで起こる爆破の迫力が凄まじく、本作のアクションにかける熱量と、その規模感に思わず圧倒される映像に仕上がった。
メイキング写真には、グッドポーズをきめるバトラーに加え、砂漠での過酷な撮影の様子がとらえられている。「カンダハル 突破せよ」は、10月20日に公開。