「ザ・クリエイター」のイメージは「『ブレードランナー』が舞台の黒澤映画」 ギャレス・エドワーズ監督らが語る特別映像公開
2023年10月6日 16:00

「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督最新作「ザ・クリエイター 創造者」の特別映像(https://youtu.be/zpexfeQDi0I)が、このほど公開された。エドワーズ監督やスタッフ、キャストがAIと人類の未来を描いた本作の世界観について語っている。
「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンと、日本を代表する国際派俳優・渡辺謙が共演するSFアクション。舞台は、今から50年後の未来。そこでは、人類を守るために作られたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。以来10年もの間、人類とAIとの壮絶な戦いが続く中、高度なAI兵器を生み出した“創世者”暗殺のミッションが下された。敵地へ潜入した退役軍人のジョシュア(ワシントン)は、“クリエイター”の居場所を突き止めるが、そこにいたのは少女の姿をした半分機械のヒューマノイド(マデリン・ユナ・ボイルズ)だった。
(C)2023 20th Century Studiosエドワーズ監督は、本作の世界観について「『ブレードランナー』が舞台の黒澤映画のイメージだ」と語り、自身がこれまで観てきた映画を織り交ぜたことを明かす。さらに、カンボジアやインドネシア、ネパール、タイ、そして日本など世界8カ国でロケを敢行し、そこに“未来の要素”を落とし込んでいる。リアルなロケーションに近未来の世界観が自然に溶け込んだ映像も注目だ。
プロダクション・デザイナーのジェームズ・クラインは「監督のデザインはすばらしい。日本文化の魅力を表現し、その美学を未来の世界に取り入れた」と本作に日本文化が取り入れられていることを語っている。日本をこよなく愛するエドワーズ監督ならではの世界観に期待が膨らむ。
「GODZILLA ゴジラ」以来2度目のタッグを組んだ渡辺について、エドワーズ監督は「渡辺謙はすばらしい俳優だ。彼を撮影すると“これが撮りたかった映画だ”と感じる」と告白。映像では、渡辺演じるシミュラント(=模造人間)のハルンがAIロボットたちを率いて戦う劇中シーンも収められているが、その繊細な表情の演技が織りなす重厚感を兼ね備えたキャラクターは、渡辺にしか演じられない役と言えるだろう。
「ザ・クリエイター 創造者」は、10月20日から全国公開。
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