永瀬廉「法廷遊戯」完成に笑顔! 客席からの“大歓声”に「皆さんにお届けできるのがありがたい」
2023年10月3日 20:14
「King & Prince」の永瀬廉が10月3日、都内で行われた映画「法廷遊戯」の完成披露試写会に杉咲花 、北村匠海、大森南朋、戸塚純貴 深川栄洋監督と共に出席。会場からの「廉くーん、永瀬くーん」の大歓声に「完成したものを皆さんにお届けできるのはありがたい」としみじみ語っていた。
本作は、第62回メフィスト賞を受賞した作家・弁護士の五十嵐律人による法廷ミステリー小説を映画化。裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(永瀬)、セイギの幼馴染で、同じく法律を学ぶ織本美鈴(杉咲)、模擬裁判を司る天才・結城馨(北村)の3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。
昨年10月に約1カ月かけて撮影された本作。永瀬は大きなホールで完成披露を迎えられたことに「ぎっしり2階席までお客さんが」と手を振ると、客席のいたるところから「廉くーん、永瀬くーん」と大歓声。
そんな会場を見渡した永瀬は「この場に立って、皆さんを感じてようやくスタートだなと感じました。やっとこの日が来ました。皆さんに完成したものをお届けできるのがありがたい」と声を掛けると「とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と感無量な表情を浮かべた。
杉咲は「撮影しているときも、完成した作品を観たときも、この映画がどんな場所に到達するんだろうと想像がつかなかった」とこの日お披露目したことで、映画がどんな形を見せるのかに興味を示すと、北村も「ものすごいクオリティのものができあがった。素直に面白かった」と作品の出来に太鼓判を押していた。
劇中、洞窟でのシーンが登場するが、永瀬は「10月なのにとにかく寒かった。5~6枚ぐらいヒートテックを着ていた」と裏話を披露すると、杉咲と北村に対して「もともとこの二人はすごく仲が良くて、すでに空気感が出来上がっていたので……」とややジェラシー気味に語ると客席からは笑い声が。
この日は、作品にちなみ各キャストが個人的に「許せること」「許せないこと」をジャッジすることに。永瀬は「とにかく歯磨きが好きで、収録の時間がギリギリになるまで歯を磨いてしまう」ことを審議にかける。永瀬は自信満々に「無罪」を主張していたが、北村が「歯が可哀そう」と発言し雲行きが怪しくなるが、ディベートの結果「無罪」になると笑顔を見せていた。
永瀬は「登場人物各々の信念を貫くことの難しさが描かれています。自分の持つ正義というものを見つめ直させてくれる映画かなと思っています」と作品に込めた思いを語っていた。