「名探偵ポアロ」メイキング特別映像公開 ケネス・ブラナー「呪われた屋敷にいると感じさせたい」
2023年9月21日 17:00

アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化する名探偵エルキュール・ポアロシリーズ第3弾「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」(公開中)のメイキング特別映像(https://youtu.be/NplX2ceI5B4)が、このほど公開された。
クリスティの誕生日でもある9月15日に公開を迎えた本作は、SNSにおいても「ミステリー好きには堪らない」「驚きの結末に裏切られた」と話題に。事件の舞台は、ベネチア。流浪の日々を送る世界一の名探偵エルキュール・ポアロ(ブラナー)は、「私は死者の声を話せます」と断言する霊能者レイノルズ夫人(ミシェル・ヨー)による“超常現象”の謎を解き明かすために、子どもの霊が出現するという屋敷での降霊会に参加する。

映像は、ブラナーやヨーらの口から“事件現場での撮影”について語られていく。犯人が人間か亡霊かすらわからない難事件が巻き起こる本作で目指したことについて、ブラナーは「本作には緊張感や怪しい雰囲気がある。呪われた屋敷に実際にいると感じさせたい」と明かす。その言葉を体現するかのように、映像では今にも闇に飲み込まれてしまうかのような屋敷内での怪しき撮影風景が映し出されていく。
自身を“世界一の霊能者”と称し、「死者の声を聞ける」と断言するレイノルズを演じるヨーも「セットの雰囲気は最初から完璧に作りこまれていた」と振り返る。ミステリアスな雰囲気を常に醸す屋敷内で行われた撮影は、SNSでも「ミシェル・ヨーの演技かなりインパクト強かった」「ミシェル・ヨーはこんな役も演じられるのか…」などと絶賛される“怪演”を引き出した。

キャスト・製作陣の口から観客を恐怖へ陥れる方法も語られていく。ポアロの旧友の作家で犯人候補のひとりでもあるオリヴァ役のティナ・フェイは「家のようにセットを歩き回れるの」と解説。プロダクション・デザインを務めたジョン・ポール・ケリーも「ケネスが求めたのは、どこから見ても実在しそうと思える空間だった」と説明している。閉鎖的で恐怖に満ちた屋敷を徹底して作り込むことで、思わず手に汗握るほどの没入感を生み出しているのだ。
その作り込み具合は、キャストさえも恐怖へと陥れたそうで、犯人候補のひとりを演じるカイル・アレンは「怖くて不気味だけど興味をそそられる」と語っている。

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