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磯村勇斗&福山翔大で兄弟役 「若き見知らぬ者たち」で内山拓也監督とタッグ!

2023年9月18日 05:00

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磯村勇斗(左)と福山翔大
磯村勇斗(左)と福山翔大
(C)2024 The Young Strangers Film Partners

若手実力派俳優の磯村勇斗福山翔大が、内山拓也監督の商業長編デビュー作となる「若き見知らぬ者たち」に出演していることが明らかになった。9月14日にクランクインした今作は、内山監督が脚本も兼ねるオリジナル作品。企画段階から海外の配給会社の注目を集めたことから、日本、フランス、韓国、香港という4つの国と地域での共同製作作品となる。

佐々木、イン、マイマイン」(2020)で若者から圧倒的な支持を獲得したほか、各界の著名人からも絶賛され各映画賞の新人賞を総なめにした内山監督の新作で、主演の磯村は父の借金返済と難病の母の看病という重くのしかかる家族の問題と、自身の人生の狭間でもがき苦しみながら、ささやかな幸せを掴もうとする主人公・彩人に扮する。

磯村は、「今回はタイトルにもあるように、同世代の若いキャスト・スタッフさんたちが多く、みんなで一緒に作品を作りあげていく現場になりそうなので、今から撮影が楽しみです」と話している。そしてさらに「既に、内山監督のオリジナルな発想と、仲間を大切にする思いを撮影前からひしひしと感じています」とコメントを寄せた。

一方の福山は、彩人の弟で同じく亡き父の借金返済を担いながら、父の背中を追って始めた総合格闘技の練習に明け暮れる壮平を演じる。「何が何でも、この物語を届けたい。お話をいただいた時に、そう感じました。本作が描く、突きつけられる死生観に何度台本を読んでも、うなだれ、立ち上がりたくなりました」と語り、過酷な肉体作りにも邁進したという。

構想を7年間温め続けてきた内山監督は、今作を「わたし自身と同じような、名もなき戦士の物語です。わたしたちはずっと、常に若き見知らぬ者たちです。皆さまにお届けできる日を想像しながら、大切に撮影していきます」と並々ならぬ決意をにじませている。

【あらすじ】
風間彩人は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平も同居し、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人との小さな幸せを掴みたいと考えている。しかし、彩人の親友の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう――。
磯村、福山、内山監督のコメント全文は、以下の通り。
磯村勇斗
今回はタイトルにもあるように、同世代の若いキャスト・スタッフさん達が多く、みんなで一緒に作品を創り上げていく現場になりそうなので、今から撮影が楽しみです。
既に、内山監督のオリジナルな発想と、仲間を大切にする想いを、撮影前からひしひしと感じています。
皆さんのお力をお借りしながら、この作品が最後まで完走できるよう自分自身も向き合い、育んでいきます。
福山翔大
何が何でも、この物語を届けたい。お話をいただいた時に、そう感じました。
本作が描く、突きつけられる死生観に何度台本を読んでも、うなだれ、立ち上がりたくなりました。
僕が演じる壮平は、総合格闘技の選手ということで昨年から約1 年間、様々な方のサポートのもとジムに通い、トレーニングしてきました。日々の食事が変わり、過ごし方が変わり、生活そのものが一変しました。その全てを懸けられる作品に出逢えた喜びと情熱を胸に、最後まで演じ抜きたいと思っています。
本作の生みの親である内山拓也監督、兄の彩人役を演じられる磯村勇斗さんをはじめ、素晴らしいキャスト、スタッフのみなさまと世界に届く熱を生み出せればと思います。
宜しくお願いいたします。
内山拓也
脚本は、2016年のPFFで「ヴァニタス」の上映が終わった後に描き始めました。
この7年間は、ころころと変化する天気のように、灼熱の太陽にさらされ、雨は激しく降り注ぎ、時に嵐が巻き起こる、ついていくだけでもやっとな毎日でした。それでも、どんなに時代が移り変わっても変わることのない核が、この企画にはずっとありました。
本作は、わたし自身と同じような、名もなき戦士の物語です。わたしたちはずっと、常に若き見知らぬ者たちです。皆さまにお届けできる日を想像しながら、大切に撮影していきます。

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